[フィリピン] アルカサウスにオフィススペース続々

2022/08/08


不動産コンサルタント「サントス・ナイトフランク」によると、リース開始を迎えるオフィスビルが増えるため、アルカサウスの今後3年の商業不動産の取引活動は活発化すると見られています。


サントス・ナイトフランクは、その声明の中で、アルカサウスにおいて、今年から2025年にかけて、344,000平米のオフィススペースが市場に供給されることが予測されていると述べています。


「オフィスの立地としてのアルカサウスの魅力はたくさんあります。パンデミックを経験し、従業員が住む場所を見ながら、オフィスのロケーションを考える企業が増えています。アルカサウスは、低密度エリアなことに加えて、空港、幹線道路、タギッグやパラニャケの住宅地域に近いこともあって、入居企業にとって魅力的な選択肢となっています。」


これからリース開始を迎えるプロジェクトのひとつに、マンタ・エクイティーズ(Manta Equities, Inc.)が手がけるManta Corporate Plaza(マンタ・コーポレート・プラザ)があります。


14階建てのグレードAオフィスビルで、総賃貸可能面積は24,562平米です。14フロアのうち、12フロアはオフィススペース、2フロアはリテールスペースとなっており、地下5フロアは駐車場です。



「アヤラランドが開発するタウン開発は、それぞれの土地で経済発展を牽引するいい要素となることが証明されています。SLEX(南ルソン高速道路)沿いの回廊は、タギッグおよび近隣都市の経済成長を促す再開発として絶好の場所です。アヤラランドがFTIコンプレックス跡地をアルカサウスとして再開発するにあたって、この取り組みに初期から加われることを嬉しく思います。」とマンタ・エクイティーズのパトリシア・リンゲン社長は話しています。


マンタ・エクイティーズは、ボニファシオ・グローバル・シティのNACタワーの開発も行っています。



マンタ・コーポレート・プラザは、商業・オフィススペースのリースに関して、サントス・ナイトフランクと提携することにしています。






(出所:Business World Online

(画像:Photo by Luca Bucken on Unsplash )