[フィリピン]不動産セクターはNcr(首都圏)を越えて成長中

フィリピン不動産業界が、首都圏以外でも成長を続けています。

[フィリピン]不動産セクターはNCR(首都圏)を越えて成長中


Lobien Realty Group Inc.によると、首都圏の業務を分散させ、地方へ移転する試みの甲斐あって、フィリピンの不動産業界は、メトロマニラを越えて、「今後も成長を続ける」としています。

9月25日にマニラのニューワールド・マニラベイ・ホテルで行われた、マニラタイムズ・フィリピン・モデル市町村フォーラムにおいて、Lobien RealtyのCEOであるシーラ・ロビエン氏は、「NCR(National Capital Region、首都圏)の以外の地方の主要都市の成長は続き、経済活動を活発化させるだろう」と語りました。


その中でも特に注目すべきは、パンパンガ、セブ、ダバオだと言います。

ロビエン氏は、クラークでもオフィススペースやビジネスハブの「継続的な発展」が見られると語っています。こちらはプロセスアウトソーシング企業や多国籍企業が入っています。

クラークもまた、クラーク国際空港の拡張と、マニラ - クラーク鉄道プロジェクトがあり、将来性があります。

現在151万㎡のオフィス在庫を抱え、クラークの賃料は、他のビジネス地区よりも低いと言います。


ロビエン氏はさらに、セブについて、「ビサヤ諸島最大のマスタープランに基づいた開発があり」、「オフィス、コマーシャル、レジデンシャルのニーズにこたえるオプションが沢山ある」としています。

セブは、不動産セクターの高まる需要にこたえる形で、インフラの開発が進んでいます。


ダバオについては、開発できる土地がまだまだあるとして将来の見込みが明るいと言います。

ダバオでも、複数のインフラプロジェクトが進んでおり、これにはダバオ空港をはじめ、複数の道路が含まれています。

「ダバオは、インフラプロジェクトが始まれば、域内国民総生産(Gross Regional Domestic Product)を増加させることができるはずです。」

2019年第3四半期時点で、ダバオ州のオフィス供給は329,595.21㎡に到達、うち223.202.14㎡が空きとなっています。平均賃料は、平米あたり580ペソ(約1,198円)です。


バギオ、パンパンガ、ブラカン、イロイロ、ラグーナ、カヴィテ、セブ、ドゥマゲテ、ダバオ、バコロドなどを挙げ、NCR以外のタウンシップも多くみられるようになったとロビエン氏は語りました。


メトロマニラにおける新規オフィス供給は、2019年第3四半期時点で107万㎡、うち51%がすでにリース済みです。

ロビエン氏は、メトロマニラのオフィス不動産市場について、オフショア・ゲーミング業界の新興により、今後3年間で、約240万㎡ほど成長が見込まれていると言います。

2018年時点では、メトロマニラのオフィススペースは、885万㎡でした。

(出所:Manila Times