2018/01/29
インドネシア不動産人気エリア、大公開!
ジャカルタのビジネスの中心地・タムリン/スディルマン 日本人や欧米人が多く高級商業エリア・スナヤン/SCBD 工業団地エリアに近く、日本人向け商業施設も多数点在・クニンガン 閑静な住宅街・ポンドック・インダ 欧米人に人気の高級住宅街・クマン |
前回は、インドネシアで外国人が不動産を購入すること、についてご紹介しました。今回は、インドネシアの不動産で人気のエリアやその特徴などを詳しくご紹介します。
【タムリン/スディルマン(Thamrin/Sudirman)】
ジャカルタの中心部であり、最大のビジネス街です。以前は多くの日本人がジャカルタ郊外の住宅エリアに居住していましたが、ジャカルタ市内の渋滞によって通勤時間が長くなっているため、ビジネス街であるこのエリアに居住する日本人が増えているようです。
「グランドインドネシア」「プラザインドネシア」といったインドネシアを代表する大型ショッピングモールが近くにあります。日本食レストランや日本の食材を扱うスーパー、日本人経営の病院も近くにあることから、日本人が住むには便利なエリアとなっています。
【スナヤン/SCBD(Senayan/Sudirman Central Business District)】
ジャカルタの中心部からやや南に位置し、日本人や欧米人が比較的多い高級商業エリアです。スディルマンエリアに近接しており、通勤の利便性は高いですが、不動産価格はタムリン・スディルマンエリアよりも高めの設定となっているようです。
「プラザスナヤン」や「スナヤンシティ」など、大型ショッピングモールや日本食レストランもそろっています。ゴルフ場近くの閑静な住宅街や、日本語対応可能なクリニックも近く、生活利便性が高いエリアとなっています。
【クニンガン(Kuningan)】
ジャカルタの中心部からやや南東に位置するエリアです。日本人学校から遠く、日本人向けの商業施設も多くはありませんが、高級ホテルや「コタカサブランカモール」「ロッテショッピングアベニュー」といったショッピングモールに近いため、不便を感じることはないようです。
高速道路へのアクセスが良く、ジャカルタ東部に位置するチカラン・カラワン・ブカシ方面の工業団地に通勤しやすいエリアなので、工業団地勤務の人には便利です。
【ブロックM/ガンダリア(Block M/Gandaria)】
ジャカルタの中心部からやや南に位置するエリアです。スディルマンエリアと日本人学校、どちらへも向かいやすいため、家族連れの日本人に人気です。もともと日本人街として有名だったブロックMに加え、最近はガンダリアエリアに日本人居住者が増えているようです。それに伴って日本の食材を扱うスーパーマーケットや日本食レストランも続々とオープンし、利便性が向上しているエリアです。
近くには「プラザブロックM」「ガンダリアシティモール」といったショッピングモールがあります。比較的交通量の多いエリアのため、物件選びには部屋の向きなどを考慮する必要がありそうです。
【ポンドック・インダ(Pondok Indah)】
ブロックMやガンダリアよりもさらに南に位置する、南ジャカルタの閑静な高級住宅街。エリア内にはゴルフコースもあります。日本人学校のバスが通っており、近くにはインターナショナルスクールもあります。日本語の通じる病院や日本食を扱うスーパーなどあることから、家族連れの日本人に人気のあるエリアです。
ジャカルタの中心部までは、渋滞を考慮すると通勤に車で1時間ほど。通勤時間が長いことは覚悟する必要がありますが、住環境が良好であるために人気の高いエリアとなっています。
【クマン(Kemang)】
南ジャカルタに位置する欧米人に人気の高級住宅街。ショッピングモールもありますが、おしゃれなカフェやレストラン、ブティックなどが立ち並んでおり、路面店巡りが楽しいエリアとなっています。日本人学校からも遠くないため、家族連れの日本人が多く居住していますが、ジャカルタ中心部への通勤には時間のかかるエリアです。
【クラ・パガディン(Kelapa Gading)】
ジャカルタの北東部に位置し、日本人の多くが居住するジャカルタ南部のエリアからは離れているため、日本人居住者は少なめです。インターナショナルスクールや病院、「モールオブインドネシア」「クラパガディンモール」「モールアルタガディン」といった大型ショッピングモールもあるため、生活には不便しないでしょう。
次回はバリ島についてより詳しくご案内します。
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