[マレーシア] アジャイルグループがエンバシーロウに高級サービスアパート開発

2019/12/02

[マレーシア] アジャイルグループがエンバシーロウに高級サービスアパート開発


中国の不動産デベロッパートップ30に入る、アジャイル・プロパティ・グループは、2019年10月19日、クアラルンプールのジャラン・アンパンにアジャイル・エンバシー・ガーデンのグランド・オープニングを発表しました。

アジャイル・エンバシー・ガーデンは、アジャイルグループのクアラルンプールにおける3番目の不動産プロジェクトで、その総開発値は18億マレーシアリンギットです。

同ラグジュアリー複合用途開発は、一等地として知られるエンバシーロウの、以前、英国高等弁務官事務所があった1,24ヘクタールのフリーホールドの土地に建設予定です。


1階には商業施設が入り、綿密に設計されたポディウム(低層部)駐車場の上には、3棟のアイコニックなタワーが優雅に並びます。

アジャイル・エンバシー・ガーデンの周りは、低密度コミュニティのため、街中のにぎやかさを味わいつつ、静かな暮らしを満喫できます。クアラルンプールのスカイラインと、ロイヤル・セランゴール・ゴルフクラブのまぶしい緑に目を奪われます。

64階建のタワーは、それぞれ234メートル。ペトロナス・ツイン・タワー、TRX(トゥン・ラザック・エクスチェンジ)、KLタワーといったクアラルンプールの有名なランドマークの眺望を最大化すべく、戦略的に配置されています。

タワーA、B、Cには、全部で1,296ユニットが入る予定です。サイズは51.5㎡から93.4㎡までとなっています。3つのタワーにまたがる形で、4つのリテールが入ります。

タワーAの完成予定は、2024年第4四半期、タワーBは2025年3月、タワーCは2025年8月となっています。

アジャイル・エンバシー・ガーデンは、ニーズに合わせた異なるサイズが用意されているため、自宅用にも投資用にも最適です。

プロジェクトの周辺には、多数の大使館や多国籍企業があり、駐在員、小規模ファミリー、オフィスワーカーの入居が見込めます。

近くにはモール、レストラン、インターナショナルスクール、医療機関もたくさんあります。最寄りのモールは、ザ・リンクKL(20メートル)、ザ・インターマーク(250メートル)、アベニューK(820メートル)、スリアKLCC(950メートル)、パビリオンKL(1.36キロメートル)です。

アジャイル・エンバシー・ガーデンは、アンパン・パークLRT駅と、2022年に完成予定のMRT第2路線沿線アンパン・パークMRT駅からも徒歩圏内です。

コネクティビティ(接続性)という点でこのプロジェクトはよく設計されており、アクセスのしやすさが開発の中心にあります。アンパン・クアラルンプール高架高速道路(AKLEH)はもちろん、SMART(Stormwater Management and Road Tunnel)高速道路やマジュ高速道路(MEX)へのアクセスも便利です。

ファシリティも充実。インフィニティプール、ルーフトップのスカイラウンジ、9階にはジム、子ども用プレイグラウンドやジャクジーもあります。

プロジェクトの見どころは、ペトロナスタワーとKLタワーの尖塔が目の高さに見える64階のスカイラウンジを囲むような門のようなデザインです。

地上200メートルを超えるスカイラウンジとインフィニティプールは、社交の場としても、レクリエーションの場としても、はっと息をのむようなインパクトを与えることが間違いありません。

さらにプロジェクトを差別化するのは、8段階のセキュリティシステムです。ビジターマネジメントシステム、車両アクセスコントロール、ロビーアクセスカード、エレベータフロア・アクセスカード、24時間パトロールシステム、スマートセキュリティシステム、CCTVによる総合監視などがあります。これにより、安心できる暮らしを保証します。

建物は、アジャイル・ブキット・ビンタンとアジャイル・モントキアラと同じ、シンガポールのDPアーキテクツによるデザインです。DPアーキテクツは、ドバイモール(世界最大モール)、シンガポールのマリーナ・センター、エスプラネードなどもデザイン、オーチャード通りショッピングエリアのマスタープランも手がけています。

景観を担当したのは、ARCALLIANCEとAECOMです。

熱帯雨林をコンセプトに、20種類以上の熱帯植物が目の保養となり、都会でのグリーンな暮らしを提供します。

マレーシアの自然の景観にインスピレーションを受けた建物は、緑豊かなガーデンやコートヤード、豊富なファシリティで、都会のオアシスでリゾート的なライフスタイルを楽しめます。


アジャイルがマレーシアに進出したのは2015年。旗艦プロジェクトであるアジャイル・モントキアラは2016年に立ち上がりました。

2018年には、2つ目のプロジェクトとなる、アジャイル・ブキット・ビンタンを立ち上げています。

(出所:New Straits Times

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