[マレーシア] 12月1日から中国籍、インド国籍に対してビザなし入国許可

2023/11/27


マレーシアのアンワール・イブラヒム首相によると、マレーシアは2023年12月1日から、中国籍とインド国籍の旅行者について最長30日のビザなし入国を認めるということです。



アンワール首相は、11月26日遅くに人民正義党大会での演説でこの発表を行いましたが、ビザ免除がいつまで適用されるかは明言していません。



マレーシアを訪れる旅行客数では、中国が第4位、インドは第5位となっています。



政府のデータによると、マレーシアには今年1月から6月にかけて916万人の観光客が入国し、中国からは49万8540人、インドからは28万3885人が訪問しました。パンデミック前の2019年同時期には、中国からは150万人、インドからは35万4,486人の入国者がありました。



この動きは、隣国のタイが自国の重要な観光部門を活性化し、低迷する経済を刺激するために実施した同様の措置に続くもので、今年は中国人とインド人が免除されることになりました。



現在、中国人とインド人はマレーシアに入国するためにビザを申請しなければならないことになっています。



(出所:Reuters

(画像:UnsplashのSamuel Tが撮影した写真)