2022/11/15
フィリピン不動産大手アヤラランドの不動産投資信託「Areit Inc.」の今年1月から9月までの9か月間の純利益が24.3億ペソ(約59億円)となりました。去年の17.9億ペソ(約44億円)から35%増です。同社は、2021年に取得した資産の貢献分に加えて、テナントおよびオペレーションが安定化してきていることを背景として挙げています。
Areitは前述の純利益には、投資資産の公正価値の見直し、ファイナンスリースによる一時的な収益は含まれていないと説明しています。
売上高は35.5億ペソ(約87億円)と、昨年同時期の21.1億ペソ(約52億円)から68%増となりました。
Areitによると、同社の資産の平均稼働率は97%で、賃料回収率は9月時点で98%だということです。
第3四半期単独では、純利益が8億1,421万ペソ(約20億円)となり、前年同期の4億8,129万ペソ(約12億円)から69%増加しました。売上高も、同じペースで伸び、昨年の7億335万ペソ(約17億円)から、今年は11億9,000万ペソ(約29億円)となりました。
(出所:Business Mirror)
(画像:UnsplashのAlexes Gerardが撮影した写真)
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