[フィリピン] アスコット8物件が来年フィリピンにオープン

2022/08/03


2023年、ザ・アスコット(The Ascott Limited)フィリピンが運営する8つの新しい物件がオープンします。


アスコット・フィリピンの新任ジェネラルマネジャー、フィリップ・バーンズ氏は、7月27日に行われたメディアラウンドテーブルで、ケソンシティ、マニラ、マカティ、セブ、そしてバコロドに新物件合計8物件をオープンさせると話しました。


これらのプロジェクトにより新たに1,500戸以上が同社のポートフォリオに加わり、今後数年間で、27物件5,000戸超を目指します。


バーンズ氏は、「収益レベルを25億ペソ超までもっていきたいと考えています。売上高にするとかなりの額になります。」


2023年にオープンするのは、サマセット(Somerset)ブランドで2軒(ヴァレロ(マカティ)・ゴロルド(セブ))、シタティーンブランドで3軒(バコロド・ベナヴィデス(マカティ)、ロセス(ケソンシティ))、ザ・スイート・アット・トーレ・ロレンソ・マラテ(The Suites at Torre Lorenzo Malate)と呼ばれる物件(マニラ)に加え、ライフ(Lyf)ブランドで2軒(セブ、マラテ(マニラ))です。ライフは、若い観光客や学生をターゲットにしたコリビングブランドです。



バーンズ氏は、アスコット社として、国内外の観光業がパンデミックから力強い回復を遂げることを期待していると述べています。


「当社は、国内法人セグメントと国内レジャーセグメントの力強い後押しを受けています。当社の物件の中には、ファミリー向けに2~3ベッドルームのアパートメントを提供しているものものあります。当社のブランドは、第2の故郷です。」


アスコット・マカティとサマセット・ミレニアム・マカティのジェネラルマネージャー、セシル・B.テオドロ氏は、アスコットのホテル、リゾート、サービスレジデンスがサスティナビリティを追求していくと語っています。


「パートナーシップを通じて、環境を守り、持続可能な旅行を強化しながら、コミュニティを持続させていきたいと思っています。」


アスコットが直近で提携した会社には、プラスチックごみの削減に取り組むThe Plastic FlamingoThe World Wide Fund for Nature Philippines(世界自然保護基金)、貧困に取り組むGawad Kalingaなどがあります。



アスコットは、アスコット・スター・リワードプログラムというオンラインのメンバーシッププランも拡充、電話、Eメール、ウェブサイト、モバイルアプリからのオンライン予約にポイントを進呈することにしています。


アスコットは、シンガポールを拠点とする不動産デベロッパー「キャピタランド(CapitaLand Limited.)の宿泊事業です。




(出所:Business World Online

(画像:Photo by Hannah Sibayan on Unsplash)