[フィリピン]アヤラグループ政府の期限前に98.5億ペソ納税

PropertyAccess.coのイベントでおなじみとなったフィリピンのデベロッパー、アヤラランドを含むアヤラグループは、期限前納税を完了しました。

[フィリピン]アヤラグループ政府の期限前に98.5億ペソ納税


コングロマリット、アヤラ・コープは先週月曜日(5月18日)、政府の財源を助けるため、内国歳入庁が延長した納税期限(6月14日)よりも前に、グループ全体で約98.5億ペソ(約209億円)の税金を納めたと発表しました。


納税を完了したのは、アヤラグループのコアバリューを担うアヤラコープ社、アヤラランド社、フィリピン・アイランド銀行、グローブ・テレコム社、ACエナジー社、マニラ・ウォーター社です。


「ドゥテルテ大統領が対処すべき困難に取り組む支援をすることに全力を尽くしたいと考えています。共に戦うことで、我が国が困難を乗り越え、命を救い、また徐々に成長の軌道に乗ることができます。」とアヤラ・コープ社会長&最高経営責任者のハイメ・アウグスト・ソベル・デ・アヤラ氏、社長&最高執行責任者フェルナンド・ソベル・デ・アヤラ氏はその共同声明で述べています。


ソベル兄弟はまた、フィリピンが新型コロナウィルス(Covid-19)流行による悪影響に対処するためには、官民の協力が重要であることを強調しました。


これまで、アヤラグループは、従業員の保護、パートナー企業やクライアントのサポート、コミュニティへの物資支援などで、約56億ペソ(約119億円)を拠出したと発表しています。


アヤラグループはまた、2020年1月~3月期の純利益について、Covid-19がグループの事業ユニットに影響し、前年同期の83億ペソから17%減少して67億ペソとなったことを発表しました。


売上高は、前年同期の695億ペソ(約1,473億円)から11%減の617.2億ペソ(約1,308億円)でした。これは、コア事業であるアヤラランドとフィリピン・アイランド銀行が、2020年3月16日から施行されている政府の強化されたコミュニティ隔離措置(ECQ)の影響を受けて、業績が悪化したことによります。


Covid-19の影響を除けば、アヤラの純利益は前年並みということで、これには、ACエデュケーション社とiPeople社との合併による10億ペソの売却益を含んでいます。


一方で、ACインダストリイアルズ社は、政府指示による中国の施設のシャットダウンと、製造サプライチェーンの世界的な混乱が影響して、5.64億ペソの赤字でした。


グローブ・テレコム社の純利益は前年同期2%減の66億ペソ(約140億円)でしたが、ACエナジー社の電力事業が改善し、19.6億ペソ(約42億円)の利益を記録しました(前年同期200万ペソ(約424万円))。


マニラ・ウォーター社の純利益は、前年同期比4%増の13億ペソ(約27.5億円)となりました。主な要因は、昨年のマニラ首都圏上下水道供給公社(MWSS)から課された罰金5.34億ペソ(約11.3億円)と水供給不足による請求免除分3.53億ペソ(約7.5億円)でした。

(出所:Business Mirror