フィリピンの大手デベロッパー アヤラランド（Ayala Land）は、同社が開発した複合用途エステートを活気ある成長の中心へと変貌させるというビジョンを共有してくれるような戦略的パートナーとの協力を強化しています。

日用品を手がけるメリーマート（MerryMart）とアヤラランドは、ラグーナ州のニュバリ（Nuvali）とタルラック州のクレッセンド（Cresendo）に、路面店型かつフルサイズの環境にやさしいスーパーを建設するための15年長期リース契約を締結しました。

メリーマートは、広大な土地が利用できるようなロケーション向けの新しい形態を導入します。これらの大型スーパーは、同地域でアヤラランドが形成しようとしている環境にやさしいライフスタイルを補完するような設計で、屋上に太陽光パネルを設置し、LED照明、駐輪場や電気自動車の充電ポイントなどを設ける予定になっています。ニュバリ支店の店舗面積は約2,200平米、クレッセンド支店は約2,100平米です。これらの支店には、食料品・生活雑貨・日用品から、薬品、パーソナルケアその他基本的な生活必需品までフルラインアップを提供することになっています。

メリーマートの会長エドガー・インジャップ・シア2世は、「メリーマート・グループは、ニュバリとクレッセンドに住むアヤラランドのコミュニティ周辺の消費者のお役に立てる機会を得たことを光栄に思います。」と話しています。

ニュバリは、アヤラランドの2,290ヘクタールにおよぶタウン開発で、ラグーナ州のサンタ・ロサとカランバに位置しています。現時点では、アヤラランド最大のタウン開発です。現在、25の村、学校、ITパーク、リテール施設、病院、そしてレクリエーション施設を抱え、現在20,000人もの住民・労働者・学生の拠点となっています。

一方で、クレッセンドは、アヤラランドがタルラック州に開発している商業・ライフスタイル開発で、商業地区、ドン・ボスコ校のキャンパス、教会、タウンプラザ、レジデンシャル開発、オープンスペース、工業団地などが入ることになっています。

（出所：Business Inquirer）