[ベトナム] ビンズオン省へのFDI、第1四半期に3倍に

2022/03/24



ベトナム南部のビンズオン省は、2022年第1四半期に、約16億USドル相当の外国直接投資を集め、前年同期の3.6倍となりました。2022年3月21日、地方人民委員会のヴォー・ヴァン・ミン主席が報告しました。



ビンズオン省には、36兆ベトナムドン(15.7憶USドル相当)の国内資本も集まりました。前年同期比16.9%増となっています。



同期間に、地元の工業団地で事業を行うために企業に与えられた投資ライセンスは22件でした。



ビンズオン省への投資を進める企業の中でも、注目は、玩具ブロックの製造メーカーLEGOグループです。LEGOは、ビンズオン省のベトナム・シンガポール工業団地IIIに44ヘクタールの工場を建設すべく10億ドルを投入する決定をしました。本件は、ベトナムでデンマークが行う投資プロジェクトとしては最大です。今後15年間で、4,000人の雇用を創出すると期待されています。



ミン主席によると、地方当局は、国内外の企業が事業を行うための最高の条件を作ろうと意気込んでいます。



ビンズオン省には、13,000ヘクタールの土地に及ぶ29の工業団地があります。平均稼働率は83.4%を超えています。有効なFDIプロジェクトはこれまでに4,033件、投資額は377億USドルに上ります。





(出所:Vietnam Plus

(画像:Photo by Dat Nguyen on Unsplash  )