2018/09/17
[カンボジア] 2018年Cambuildが首都プノンペンで開催
23か国、350以上の国際企業が、今年のCambuildエキスポに参加すべく、プノンペンのダイアモンド・アイランド・センターに集い、エキスポは2018年9月12日(水)にキックオフしました。Cambuildは、建設業界のプロだけでなく不動産デベロッパーが知識と経験をシェアする場となっています。
この3日間のイベント運営を任されているAMB Tursusのイベントグループダイレクター、アンドリュー・ショウ氏は、今回がカンボジア最大の建設エキスポとなると述べました。
「Cambuildは、参加者に知識を高め、建設業界の現代技術を見ていただく良い機会です。」とショウ氏は語ります。
カンボジア建築家委員会の事務総長、ポウン・ソパン氏は、建設業界の急速な成長が、新しい技術と資材の使用を必要としている、と言います。
ソパン氏は、住まいの空間の品質もまた国内・国際的な基準に準じなければならないと語っています。
「このイベントにより、建設業者、建築家、デザイナー、技術者がよりスマート・シティのコンセプトに注目し、我々の街をより安全で環境にやさしいものにしていければと思っています。」
セキュリティカメラ、その他ツール
中国、イタリア、ドイツ、日本、韓国、マレーシア、シンガポール、タイといった国々の企業が今年のエキスポに参加しています。
外国からバスルームの付属品などを輸入する、LHKコンストラクション・サプライズのジェネラルマネージャー、ホー・メン・スローン氏は、Cambuildに参加することで、売り上げを伸ばすことができると期待していると言います。というのも、参加者に対して、自社製品の品質や利点などを説明することができるからです。
Makitaの建設関連用品を日本から輸入する、TKSグループのCEO、ブン・チャンソペープ氏は、ここ数年、先進的な技術の利用が着実に増えているといいます。
「ローテクな製品の売り上げが伸びない一方で、ハイテク製品の売り上げは確実に伸びてきています。」とチャンソペープ氏は言います。
セキュリティカメラの輸入を行う、LoxuLoxuデジタル(カンボジア)の販売マネジャー、ワン・ホンフェン氏は、3年前と比べてこういった製品の利用はカンボジアでかなり増えてきていると語ります。
「カンボジア人の収入も増え、監視カメラの売り上げが過去8か月間で、前年同期間と比べて20~30パーセントも増えています。」とホンフェン氏は加えました。
AMB Tarsusによると、金曜日までの3日間で、Cambuildエキスポを訪れる人は10,000人を超えるだろうとしています。
▼カンボジアの一人当たりGDP(USドル)(出所:World Bank)
(出所:Phnom Penh Post)
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