2020/06/25
[フィリピン] セブ市25万の検疫パス取消
2020年6月23日(火)、エドゥアルド・アニョ内務自治相は、セブ市役所から住民に発行されたき25万の「強化されたコミュニティ隔離措置(ECQ)」の検疫パスの取消を命じました。
取消が発効したのは、火曜日の夜10時で、特に期限は示されていないようです。
中部ビサヤ地方を管轄する地方警察署のアルバート・イグナティウス・フェロ上級大佐もまた、検疫パスの使用の取消を認めています。
「セブ市役所から発行された検疫パスは、もう使えません。住民はそれぞれのバランガイから出ることができなくなります。必要不可欠な業種で働く人のみ許されます。」
フェロ上級大佐によると、今回の検疫パスの取消は、セブ市での新型コロナウィルスの感染数が増加していることを受けて、新型コロナウィルス対策の省庁横断タスクフォースと地方窓口による戦略の一部です。
担当警察官シドリック・アール・タマヨ大佐は、市内の11の警察署に対して、アニョ内務自治相の検疫パス取消の指令を実行するよう通達を出しています。バランガイ検問ポイントのセキュリティを強化し、フィリピン国家警察の職員を検問ポイントの監督官として配置するようにとの指令が各警察署長に出されました。
また、すべての警察署長には、体育館など、上記の指令に違反した者を逮捕して拘置しておく場所を確保するようにも指令が出ているようです。
Covid-19対策タスクフォース(National Task Force Against Covid-19)チーフのカルリート・ガルベスJr.補佐官は、市内の感染者数の増加を止めるための厳しいアプローチを発表するために、他のタスクフォースの担当役人を従えてセブ入りしました。
Covid-19感染数の多い、少なくとも10つのバランガイが、村レベルでの厳格な隔離措置を実施するため「厳しいロックダウン」が敷かれます。
これらのバランガイとは、マンバリン、セブ市刑務所エリア、ルス、ラバンゴン、スバ、カンブタウ、テヘロ、サンバグ2、ドゥルホ-ファティマ、バサック・サンニコラスです。
(出所:Philippines News Agency、Cebu City Government)
(トップ画像:Photo by engin akyurt on Unsplash )
もっと詳しく知りたい方はこちら