2021/06/07
[フィリピン] セブ-コルドバ連絡高速道路70%完成
8.5キロメートルにわたるセブ・コルドバ連絡高速道路プロジェクト(CCLEX)の70%が完成しました。有料道路管理会社が声明の中で発表しています。
セブ・コルドバ連絡高速道路社によると、その有料橋の完成度は74.86%まで来ており、建設工事全体では70.33%が完了しています。
CCLEXは、2021年末までに完成し、2022年第1四半期のオープンを目指しています。
最近行われたのは、CCLEX全体に必要となる446 NU(ネブラスカ大学)桁のキャスティングを行う作業です。これらの桁は、国内初生産となり、道路の主要な支持機構となります。
現在は、メインとなる橋梁デッキの建設と、斜張ケーブルの設置が行われています。メイン部が接続されるまで約152メートルのところまで来ており、56本のケーブルのうち36本が設置されました。
CCLEX社によると、4本の低部の橋ももうすぐ完成だということです。これらの橋は、コルドバの漁師が漁場に行くのに使用されます。
200メートルの常設横断歩道橋も完成しました。これにより、セブ南海岸道路(CSCR)入口の歩道に歩いてアクセスできるようになっています。また、CCLEX全体に歩道も敷設されるということです。
総工費300億ペソのこの有料橋は、コルドバ市を通ってセブ本土とマクタン島を結ぶことになります。片道2車線、安全で早く、そして景色の良い道路で、日当たり5万台の車の通行を推定しています。また、マルセロ・フェルナン橋とマンダウエ-マクタン橋の渋滞緩和の狙いもあります。
さらに、セブおよびその他ビサヤ地域の通商活動や開かれたビジネスチャンスを促進することが期待されています。
(出所:Manila Times)
(画像:Image by mrthoif0 from Pixabay)
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