[マレーシア] セントラル i-City、屋上をエコな都会の農園に

2022/06/14


セントラル・アイシティ(Central i-City)およびシティファーム・マレーシア(CityFarm Malaysia)は、パートナーシップを組み、都会に住む人々に持続可能な都会の農園ソリューションをとして、どこにいても地元の作物を育てることができるようにしようとしています。


このソリューションを提供するため、まずは、セントラル・アイシティの空いていた屋上スペースが、シティファーム・マレーシアの支援のもと、エコフレンドリーな都会の農園へ変わりました。


シティ・ルーフトップ・ファーム(City Rooftop Farm)には、この取り組みの最初のフェーズを始めるにあたってのコア栽培として、国内初となる屋上プレミアムメロン農園が入ります。


主要作物としてプレミアムメロンが選ばれたのは、スランゴール州政府の戦略にも沿っています。スランゴール州は、「スランゴール・アグロ・トランスフォーメーション計画」で、国内のプレミアム市場において農場直送の高額作物の栽培の可能性についての概略を記しています。


「アイシティの一部として、私たちは周りのコミュニティに奉仕し、ライフスタイルハブとなることを目指しています。皆のための持続可能なエコシステムを作るという現在進行中の努力を続けていきます。」とセントラル・アイシティのCOO、アンソニー・ディラン氏は述べています。



ディラン氏は、この取り組みが触媒として作用し、2022年アーバン・ファーミング・フェスティバルを皮切りに、皆が持続可能な農業により関与できるような道を、地元の小規模ビジネスが作る手伝いができるだろうと述べています。



「手ごろな水耕栽培システムと、現在では屋上農園を専門に、アーバン・ファーミングの場における原動力となっていることを誇りに感じています。」と話しています。



(出所:New Straits Times