[フィリピン] センチュリープロパティ、三菱との合弁会社を通じて54億ペソのアフォーダブル住宅販売

2022/02/25



センチュリー・プロパティ・グループのアフォーダブル住宅部門である、ファースト・パーク・ホームズ社(PHirst Park Homes Inc. (PPHI) )は、今年、最近個人向け債券を発行して調達した資金の一部を使って、54.7億ペソ相当の新しいアフォーダブル住宅を在庫に加える予定です。



PPHIは、2018年に設立されたセンチュリープロパティ社と三菱商事の合弁事業で、4つの新規ロケーションに合計3,029戸を販売します。1つ目のプロジェクトはカヴィテ州のナイク、2つ目はバターン州です。



ファースト・パーク・ホームズ・ナイクは、ユニット数1,948戸で、カヴィテ州では同社3番目のプロジェクトとなります。バターン州のプロジェクトは、ユニット数1,081戸で、北部ルソン地方においては4番目の開発物件となります。



残りの2件のプロジェクトは、中部ルソン地方で、近く詳細について発表がある予定です。



2021年、PPHIは、ジェネラル・トリアス、バリワグ、タヤバスに3件のプロジェクトを発売しました。



PPHIのリッキー・セリス社長兼CEOは、「我々は、業界標準を超えるプロジェクトを提供し続けていますので、今後も初めて住宅を購入する方々に選ばれる存在であり続けると期待しています。」と話しています。



PPHIは、設立以降、10件のマスタープランに基づくコミュニティ(カヴィテ州タンザ、バタンガス州リパ、ラグーナ州サンパブロ、ブラカン州パンディ、ラグーナ州カランバ、バタンガス州ナスグブ、パンパンガ州マガラン、カヴィテ州ジェネラル・トリアス、ケソン州タヤバス、ブラカン州バリワグ)を販売してきました。



▼PPHIのプロジェクト分布(出所:PHirst Park Homes




センチュリーの社長兼CEO、マルコ・アントニオ氏は、「不動産バイヤーの新世代にPPHIを通じた質の高い住宅をお届けします。アフォーダブル住宅は、近年の厳しい時代でも、堅調だということが証明されています。」と話しています。



新しいプロジェクトは、近日オープンする「ショー・ビレッジ」を目玉としており、PPHIが「4C」と呼んでいる「complete and well-provisioned homes with a perimeter fence and gate(フェンスとゲートで囲まれた、完全かつ十分に準備された住宅)」、「conceptive’ amenities that promote a healthy and holistic lifestyle(健康的かつホリスティックなライフスタイルを促進する概念的なアメニティ)」「connected living through Wi-Fi zones and a shuttle service(Wi-Fiゾーンとシャトルサービスで接続性の高い暮らし)」「convenient and simplified selling and buying experience(便利かつシンプルな売買体験)」が紹介されることになっています。



センチュリー・プロパティは、最近、利回り年率5.7524%の5年物の個人投資家向け債券を売り出し、グループのアフォーダブル住宅と債務管理プログラムのために30億ペソを調達しました。




(出所:Business Inquirer

(画像:Photo by Dane M on Unsplash )