[マレーシア] 企業の2023年第3四半期の景況感は改善予想ー統計局

2023/09/04


マレーシア統計局(DoSM)は、2023年第3四半期(3Q)の景況感指数が第2四半期(2Q)の-3.1%から0.7%へとプラスに転じ、企業は景況感の改善を見込んでいると発表しました。



主席統計官のモハメド・ウジール・マヒディン博士は、今回の景況感の改善について、雇用市場の安定、国内観光の増加、ヘルスツーリズム産業への楽観的な期待といった要因に支えられたと説明しています。



特に、2023年第3四半期は、サービス部門と産業部門が好調な景況感を後押ししているということです。DoSMによると、サービス部門は、前四半期の3.9%に対し6.1%の信頼感指標を示し、引き続きビジネスの見通しについて楽観的な見方をしているようです。産業部門の景況感は2023年第2四半期の-2.1%から1.3%へとプラスに転じていいます。



DoSMによると、産業部門の景況感が改善したのは、農業と鉱業の2つのサブセクターに支えられたもので、両セクターとも今期の景況感は良好であると予想しています。



一方、建設業界は、2023年第3四半期の景況感指数が-26.9%であり、引き続きマイナスの景況感を予測しています。



同様に、卸売・小売業も悲観的な見方を続けていますが、信頼感指数は2023年第2四半期の-10.2%から、当四半期は-1.5%と改善しています。




2023年下半期の景況感は明るい


DoSMは、2023年12月までの6ヶ月間の景況感について、前四半期の14.9%から13.9%と指数は下がります、依然として明るいと述べています。すべてのセクターで前向きな見通しが予想されており、同期間の景況感の改善を示しています。



サービス部門は2023年4-9月期の30.1%に対し27.0%となり、今後6ヶ月間は良好な状況が予想されています。産業部門の指数9.7%で、前回の15.6%よりも景況が良くなると予想されています。



卸売・小売業と建設業も、2023年下半期景況感を楽観視しています。卸売・小売業セクターの景況感は、卸売業サブセクターの見通しの改善に助けられ、指数は前回の-4.7%から7.2%に改善しました。建設部門も、前回の-7.7%から2.6%のプラスとなりました。



(出所:Malaysian Reserve

(画像:UnsplashのYong Chuan Tanが撮影した写真)