[マレーシア] 国内観光の再開で経済再生促進に期待

2020/06/29

[マレーシア] 国内観光の再開で経済再生促進に期待


マレーシアが政府は、2020年6月10日より国内観光セクターが営業を再開できると発表しました。景気回復フェーズの加速が期待されます。


ナンシー・シュクリ観光芸術文化相は、6月7日に発表された声明で、ムヒディン・ヤシン首相の発表は、州をまたいだ移動への制限を解除するマレーシアの景気回復フェーズと足並みがそろっていると述べています。


「観光業が国の景気回復フェーズを加速させるのに役立つので、この動きはとてもタイムリーです。観光業は、ホスピタリティ(ホテルおよびその他宿泊施設)、交通機関、レストラン、ツアーガイドといったサブセクターにも関係してくるからです。しかし、同時に、これらの活動は、ニュー・ノーマルを実施し、国家安全保障会議(Naional Security Council)と保健省が設定したすべての標準作業手順(SOP)を徹底して、最大限の責任をもって行われなければなりません。」


2020年6月8日、国内でテレビ放映された特別演説で、ムヒディン首相は、国内観光業の再開は認められるが、国境の閉鎖は継続すると発表しています。


マレーシア旅行業者協会のモハメド・カリッド・ハルン会長は、この動きを歓迎し、消費者需要、特に交通機関と飲食業での需要を押し上げる一方で、Covid-19の流行に影響を受けた中小企業のためにもなると話しています。


ランカウイ観光協会(LTA)のザイヌディン・カディールCEOは、州をまたぐ移動の制限が解除されたことによって、パンデミックにより生活に支障が出ている観光業界のプレイヤーに希望が与えられると述べています。


ランカウイは、回復期の活動制限令(MCO)のもと設定された標準作業手順に従って、観光客を迎える準備ができているようです。


「観光業者は今回の発表をとてもうれしく受け止めています。ランカウイのほとんどのホテルが観光客向けに魅力的なパッケージを提供していますので、今後の旅行業界の回復に向けてかすかな望みを与えてくれます。」とカディールCEOは述べています。


クアラルンプール・セランゴール・ツーリストバス協会のノライザム・アブドゥル・カディール会長も、大人数の乗客を乗せるような乗り物については特に、人々の旅行への安心感を回復させるためには厳格なSOPがマストだと述べています。


バス事業者に対しては、車内を清潔にするのはもちろんのこと、バスの最大収容能力に合わせてソーシャルディスタンスを設定することを推奨しています。

(出所:The Star

(トップ画像:Image by Walkerssk from Pixabay)