[フィリピン] 観光省、ニュークラークシティをプレミア観光投資ハブと位置づける

2022/06/28


フィリピン観光省(DOT)は、国内の観光業の回復をさらに促進すべく、クラークフリーポートゾーン(CFZ)およびニュークラークシティの開発を支援しています。


最近ヒルトン・クラーク・サン・バレー・リゾートで行われたハイブリッド版の中部ルソン観光投資サミット&ビジネスエクスチェンジで、観光省は、観光振興委員会(Tourism Promotions Board)およびスービック-クラーク観光開発同盟(SCAD)は、CFZおよびニュークラークシティがいかにプレミア観光ハブとなりうるかを紹介しました。クラークを現代的で持続可能な空港都市かつ選ばれるMICE開催地として、ニュークラークシティをアジア太平洋地域のスポーツ観光地として売り出すというものです。


*MICE=企業等の会議(Meeting)、企業等の行う報奨・研修旅行(インセンティブ旅行)(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会等が行う国際会議 (Convention)、展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)の頭文字を使った造語



DOTが2022年6月14日行ったニュースリリースで、DOT3地区ディレクターのキャロライン・ウイ氏は、「民間セクターの助けを借りて、クラーク・フリーポート・ゾーンをアジア太平洋地域で選ばれるビジネスおよび観光の場所に変貌させ、投資家のみなさまが長期にわたって経済利益を得られるようにすることが目標です。」と述べています。


クラークは、パンパンガ州でも戦略的な立地です。中国、香港、シンガポール、韓国、日本といったフィリピンの主要外国人観光客市場からのアクセスが便利です。


サミットに参加したのは、フィリピンから5社、中国25社、シンガポール2社、日本1社、台湾1社、UAE1社の国内外合計35社でした。


このイベントで、1億2,700万フィリピンペソ(約3.1億円)の投資につながるリードが得られたということです。そのほとんどが、77の売り手・買い手の間で行われたビジネス・ツー・ビジネス(B2B)会議で生まれたものです。


2021年12月31日時点、クラークにはすでに1,153社の入居企業がありました。これらの事業のおかげで、フリーポートゾーンのオープン当時にはたった20,000人の雇用しかなかったところを、121,341人の雇用機会を生み出すまでに発展しました。


輸出については、2,650億フィリピンペソ(約6,552億円)の投資額で、輸出額54億ドル(約7,316億円)を生み出しました。


DOTがクラークをMICE開催地と位置づけた今、これは業界にとってさらなる利益を生みそうです。


ウイ氏は、MICE開催地として、CFZには80のコンベンション/会議ホール、3,648室のホテル客室、126軒の飲食施設、さらにクラーク・サファリ、クラーク・バイク・パス(自転車道)、クラーク・ミュージアム・アンド・シアター(美術館・劇場)、アクア・プラネット(ウォーターテーマパーク)、クラーク・インターナショナル・スピードウェイ(モータースポーツ会場)、ダイナソー・アイランド(アニマトロクスを使ったテーマパーク)を含む45の観光施設があることを強調しました。



(出所:Philippines News Agency

(画像:Photo by Ian Valerio on Unsplash)