2023/07/25
フィリピン財閥GTグループの不動産デベロッパーであるフェデラルランド社は、国内にマスタープランに基づく新規プロジェクトおよび既存のプロジェクトの拡大計画を発表しました。
これらの計画に含まれるのは、同社がボニファシオ・グローバル・シティ(BGC)に開発しているグランド・セントラル・パーク、パサイ市のメット・パーク、マリキナ市のプロジェクトなどです。さらに、カヴィテ州のジェネラル・トリアスの600ヘクタールの土地でも、レジデンシャル、商業、リテール、教育機関などが入る複合用途開発「リバーパーク」プロジェクトを開始しています。
タウンシップ開発の最初のプロジェクトは、日本の野村不動産との合弁による230ヘクタールのエリア開発です。まずは18ヘクタールを開発し、住宅エリアにするということです。SMグループもリバーパーク内に地域モールを開発する予定です。
総合不動産サービス会社コリアーズ・フィリピンは、住む、働く、遊ぶが叶うライフスタイルへの人気が高まっていることで、メトロマニラ内でもそれ以外の地域でも、マスタープランに基づいたコミュニティーの魅力が高まっていると述べています。コリアーズは、デベロッパー各社に対して、レジデンシャル、オフィス、リテール、そしてレジャーの要素の詰まった総合型のコミュニティーを主要な州・都市に増やす可能性を精査するように提言しています。また、プロジェクトの差別化を図るべく、外国企業との合弁の可能性についても探るようにと提案しています。
(画像:UnsplashのQuiara Valenzonaが撮影した写真)
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