2022/06/27
マレーシアの観光・芸術・文化大臣ナンシー・シュクリ氏によると、4月1日に観光客の入国を許可し始めて以来、政府が設定している今年の外国人観光客数目標200万人のうち、半数を超える100万人超がすでにマレーシアを訪れたということです。
入国者数のうちの大部分がシンガポール人で、日本、イラン、韓国からの観光客が今後増えそうだと大臣は述べています。
「過去2カ月で、シンガポールから約60万人を迎えました。今では、シンガポールからの観光客だけで100万人を超えたと思います。」と、大臣はマレーシアの航空会社ファイアフライの機体の塗装と#GoJalanLahキャンペーンのお披露目イベントで語りました。
「他の国からの観光客もいますが、各方面からのフィードバックを待っているところなので、正確な数字は出せていません。しかし、ターゲットの半分以上を達成したということは言えるでしょう。」
大臣は、観光客に配慮したCovid-19の標準作業手順(SOP)が、外国人観光客のマレーシアへの誘致につながったと考えています。
また、マレーシアのSOPには隔離、Covid-19検査および保険の義務がないところも人々に受け入れられた理由だろう、やるかやらないかは観光客次第である、と述べています。
ナンシー大臣は、マレーシアの観光業界は、Covid-19パンデミックの影響をひどく受けた後、労働者の不足に直面していると話しています。
「ホテル従業員の中には、仕事に戻るのを不安に思っている者もいます。だから、閉鎖に追い込まれるところもあるかもしれません。」
さらに、大臣によると、観光・芸術・文化省は、まだパンデミックの影響により閉鎖を迫られたホテルについての情報はまだ確認していないものの、改装のために一時的に閉鎖したホテルや、用途変更を行ったホテルがあるという情報はあるということです。
#GoJalanLahキャンペーンについて、ナンシー大臣は、ファイアフライとマレーシア観光局とのスマートパートナーシップによる、国内観光を盛り上げる政府の取り組みを支援するものだと話しています。
#GoJalanLahキャンペーンでは、航空券やホテルが最大35%割引になります。予約はwww.fireflyz.com.myから行うことができ、予約期間は2022年6月30日まで、旅行期間は2022年末までとなっています。
(画像:Photo by Nour Betar on Unsplash)
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