2022/06/01
2022年5月、ベトナムを訪れた外国人は前月比で70.6%増となりました。渡航制限の解除に加え、2週間の東南アジア競技大会(SEA Games 31)もあったためだと統計総局(GSO)は分析しています。
この5月の実績は、前年同月比では12.8倍だということです。
外国からの来訪者は、2022年1月~5月の累計で、前年同期比4.5倍となりましたが、パンデミック前の2019年同時期と比べると、まだ95%少ない状態です。
この期間、ベトナムを訪れた外国人のほとんど(87.8%)は、空路による入国でした。
観光収入も、前年同期比で34.7%増となりました。観光活動の力強い回復に加えて、域内最大のスポーツの祭典である東南アジア競技大会により何千人というアスリート、コーチ、関係者、観戦者が他の東南アジア諸国から入国しました。
世界経済フォーラム(WEF)が最近発表した「Travel & Tourism Development Index 2021(2021年旅行・観光開発指数)」で、ベトナムは、トータルで4.7%スコアがアップし、60位から52位に8ランクアップしました。
インドネシアとサウジアラビアも大きくランキングを上げました。インドネシアは3.4%改善して32位に、サウジアラビアは2.3%改善して33位につけました。
WEFのレポートでは、ベトナムがランクを上げたことについて、Covid-19対策の成果、パンデミックへの安全かつ柔軟な対応、そして安全な観光業の発展にたゆまぬ努力をした結果だと述べています。
(出所:Vietnam Plus)
(画像:Image by mailanmaik from Pixabay)
もっと詳しく知りたい方はこちら