[シンガポール/マレーシア/インドネシア] シンガポールのコンド購入外国人・どこの国が多い?

2022/10/18


シンガポールのコンドミニアムを購入する外国人のうち、中国人バイヤーがトップ、マレーシア人バイヤーは2番目でした。



リサーチ会社「OrangeTee&Tie」の調べによると、今年1年~8月にシンガポールのコンドミニアムを購入した外国人のうち、中国本土の購入者がトップを占めました。


永住権保持者および非永住者も含めて、同期間に、中国人が購入したコンドミニアムは932戸、マレーシア人が566戸、インド人が324戸、アメリカ人が203戸、インドネシア人が194戸でした。



500万シンガポールドル(約5.2億円)以上の価格の付いた高級コンドミニアム購入が最も多かったのも中国本土の中国人で、約20%にあたる81戸を購入しました。続いては、アメリカ人で8%(34戸)、インドネシア人が7%(28戸)でした。 



Orange Tee&Tieのリサーチ&アナリティクス担当の上級バイスプレジデント、クリスティン・サン氏は、外国人バイヤーに人気の価格帯は80万シンガポールドル~200万シンガポールドル(8,340万円~2億円)だと述べています。



同社のデータによると、本土の中国人バイヤーおよびインド人バイヤーは80万シンガポールドルから300万シンガポールドルの物件を購入した一方で、マレーシア人バイヤーは200万ドル未満の物件の購入が多かったようです。


ロケーションに関しては、ディストリクト10と呼ばれるブキティマ、ホランドロード、タングリンエリアが最も人気で、続いてディストリクト9(オーチャード、リバーバレー等)、ディストリクト3(クイーンズタウン、チョンバル)、ディストリクト6(ハイストリート、ビーチロードの一部)でした。




(出所:EdgeProp Singapore)

(画像:UnsplashのXrdesが撮影した写真)