マレーシアのMM2Hビザの条件見直しをわかりやすくまとめた!

2023/04/25


マレーシア観光芸術文化省(MOTAC)は、ティオン・キンシン大臣とルジ・ウビ内務省事務総長との会談を受けて、2021年に導入されたMM2Hビザの厳しい条件の見直しを決定したと発表しました。




マレーシア・マイ・セカンドホーム(MM2H)スキームの条件が厳しいことで、申請者が90%減になったという報告を受けて、今回の決定に至りました。




MOTACは声明で、「両者は、MOTAC傘下のマレーシア観光局(Tourism Malaysia)が、MM2Hワンストップセンターを通じて、フィルタリングを行うことで、申請を促進・推奨することで合意した。」と述べています。




ティオン大臣は、プログラムの申請プロセスを見直して柔軟なものにするとも話しています。




ワンストップセンターは、MM2Hビザの発給のために内務省または入国管理局に提出する申請の処理と書類の照合支援をすることになります。




条件が厳しくなったことで、MM2Hプログラムの申請者数は90%減少したと報じられています。


現在のスキームでは、必要条件として、申請者は少なくとも100万リンギットの預金と少なくとも150万リンギットの流動資産を持っていること、国外所得が月々4万リンギットあることが求められています。




以前の条件では、預金金額は30万から50万リンギット、国外所得は1万リンギットでした。




2月、サバ州は独自のMM2H(SBH-MM2H)を発表しました。




現在、SBH-MM2H以外に3つのプログラム(国家レベルのマレーシア・マイ・セカンドホーム(MM2H)、連邦政府のプレミアム・ビザ・プログラム(PVIP)、サラワク州MM2H)が走っています。







(出所:Edge Properties

(画像:UnsplashのSulthan Auliyaが撮影した写真)