[ベトナム] ハノイのオフィス賃料が上昇中

ベトナム・ハノイのオフィス賃料が過去6年で最高レベルに達しています。

[ベトナム] ハノイのオフィス賃料上昇中


ハノイのオフィス賃料が第3四半期上昇、直近6年間でもっとも高いレベルに達しています。これは、供給が限られていることから、稼働率が高止まりしているためだということです。

不動産サービスプロバイダでSavillsのレポートによると、2019年第3四半期の平均賃料は、月々平米あたり21ドルと、前年同期比で4%上昇しました。

新規プロジェクト6件、59,000平方メートルが加わり、供給は前年同期比で10%増となりました。新規プロジェクトのほとんどがグレードAおよびBです。西部の新しいCBDには5年ぶりとなるグレードAビル「リードバイザー・タワー」が完成しました。

ハノイオフィス全体の稼働率は、新プロジェクトの立ち上がりにより、前年同期比で2%z減の91%となりました。

「グレードAオフィスが空いていないことと、好調なビジネスが、既存のオフィスビル需要を高めています。賃料上昇は必至でしょう。」とSavillsの商業リース・アソシエート・ダイレクターのホアン・グイェット・ミン氏は話しています。

グレードAオフィスの賃料収入は、月々3,100万ドルと、前年同期比で6%増でした。
外国投資による企業が、2019年前半期のグレードAオフィスの賃料の68%を占めました。

しかし、Savillsハノイのリサーチ・コンサルティングヘッドのドー・ティ・タオ・ハン氏は、2021年までに3件のプロジェクトが追加され、グレードAオフィスの供給は30%、つまり150,000平方メートル増加するといいます。

Savillsは、ハノイでビジネスを行う企業が増えることで、ハノイのオフィススペースの需要を押し上げるとしています。2019年1月~9月のハノイの新規企業数は、前年同期比で9%増の20,562社となりました。うち、大半が零細企業(70%)および小企業(29%)でした。

このリードバイザー・タワーは、バックトゥリエム区のファム・ヴァン・ドン通り36番にあります。日本の三栄建築設計が、投資・コンサルタント・不動産開発を行うベトナム法人であるリードバイザーキャピタルマネジメント(Leadvisors Capital Management)と共同で合弁会社(LS HOLDINGS:LEADVISORSANEI HOSPITALITY HOLDINGS)を設立し、さらにその会社の100%子会社PB Complexにおいて、ベトナム・ハノイ市の政府都市計画エリア内でオフィスビル(Leadvisors Tower)開発事業に参画したものです。

(出所:VN Express三栄建築設計Savills