2022/01/13
不動産サービス会社クッシュマン&ウェイクフィールド・ベトナムによると、ホーチミンシティのグレードAアパートメントの平均販売価格が、2021年第4四半期、平米当たり1億4,360万ベトナムドン(約72.5万円)となり、対前四半期で36%増となりました。対前年同期では23%増となっています。
2021年第4四半期、グレードB(中価格帯)のアパートメント価格は平均して平米当たり5,670万ドン(約28.6万円)、アフォーダブルセグメントは平米当たり4,090万ドン(約20.6万円)となり、対前四半期で7%増でした。
2021年第4四半期のグレードBとグレードCのアパートメントの価格は、対前四半期ではほぼ横ばいでしたが、前年同期比ではそれぞれ15%、26%増となりました。これらのアパートメントは主に、ホーチミンシティ東部の郊外に位置しています。
新築アパートメントの売り出し数は2,600戸となり、対前年同期で69%減となりましたが、対前四半期では54%増でした。グレードBのアパートメントが90%、グレードAが10%を占め、グレードCのアパートメントのローンチはありませんでした。
販売された新築・中古アパートメントは、3,000戸近くに上りました。うち、グレードBが82%、グレードAが11%でした。
クッシュマン&ウェイクフィールドによると、今後12か月で、約25,000~30,000戸の新築アパートメントが供給される予定になっています。2022年もオンライン販売ツールが活用されることが見込まれていますが、2021年の終わりから、多くの企業が、直接販売をサポートし流動性を高めるべく、モデルユニットの建築に投資する動きがみられるということです。
(出所:VNexpress)
(画像:Photo by CreateTravel.tv on Unsplash)
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