[ベトナム] ホーチミンシティの4つの主要インフラプロジェクト2020年内に完成か

総工費合わせて10億ドル(約1,100億円)に上る4つのインフラプロジェクトが、ホーチミンシティの洪水対策と輸送機関の改善に向けて今年完成する見通しです。

[ベトナム] ホーチミンシティの4つの主要インフラプロジェクト2020年内に完成か


総工費合わせて10億ドル(約1,100億円)に上る4つのインフラプロジェクトが、ホーチミンシティの洪水対策と輸送機関の改善に向けて今年完成する見通しです。


■洪水対策

10兆ベトナムドン(約475億円)の洪水対策プロジェクトが、当初の完成目標であった2018年4月から約2年遅れて、今年完成する見通しです。

水門6つと堤防が、雨や高潮の際に洪水が頻発する、1区、4区、7区、8区、ビンチャイン県、ニャーベ区のサイゴン川沿いに建設されます。これにより、ホーチミンシティの人口の半数である、650万人が恩恵を受けると言われています。

建設工事が始まったのは2016年。しかし、銀行融資の枯渇、コンサルティング会社と建設請負業者が使用資材について意見の相違があったこと、また土地取得問題などがあり遅れていました。

2019年末までに、建設請負業者は工事の77%まで終えており、土地が期限通りに引渡しされれば、今年末までに工事を完了すると約束しています。


■トゥーティエムの4本の幹線道路

トゥーティエムは、2区の東南に位置するサイゴン川に面した700ヘクタールの半島部分の新都心計画エリアです。ここに、4本の幹線道路(総工費8兆2,000万ベトナムドン(約398億円))、6車線の環状道路、4車線の湖畔沿いの道路、サイゴン川沿いの2車線道路、および高架道路が建設される予定です。半島の中心に作られることになっている人口の湖の名称はまだ決まっていません。

建設工事は2013年4月に始まりましたが、土地の取得問題があり、当初の2018年完成目標を達成することができませんでした。

この新都心計画エリアと他の区を結ぶ、約12キロの道路と10つの橋が建設されることになっています。


■トゥーティエム橋2

トゥーティエム新都心計画エリアにおけるもう一つの建設工事が、総工費4兆2,600億ベトナムドン(約202億円)のトゥーティエム橋2で、ダウンタウンエリアの1区とトゥーティエムを結びます。全長1.4キロ、6車線のケーブル吊り橋で、夜にはライトアップされます。

このプロジェクトの鍬入れ式は2015年、2018年に完成予定でしたが、1区の土地取得問題により、何度か期限を逃しています。

すぐに土地が引渡しされれば、今年末までに通行可能になると建設請負業者は話しています。


■ベトナム最大のバスステーション

ホーチミンシティは、4兆ベトナムドン(約190億円)で新しいミエン・ドン(東部)バスステーションを9区に建設しています。これにより、乗客年間700万人を収容する、国内最大のバスステーションとなります。完成すれば、20キロ離れたビンタイン区にある現在のバスステーションの3倍のサイズになります。

2017年4月に建設工事が始まり、同年末に完成予定でしたが、乗降車ポイントや駐車ゾーンは建設が完了したものの、ターミナルと周辺エリアを結ぶ道路が完成していません。

建設請負業者は、課題が早急に解決されれば、バスステーションは4月30日にオープンできると話しています。

(出所:VN Express