[ベトナム] JLL:ホーチミンシティの住宅需要はコロナ下でも高止まり

2020/07/02

[ベトナム] JLL:ホーチミンシティの住宅需要はコロナ下でも高止まり



米国を本拠地とする不動産・投資管理サービス会社JLLによると、Covid-19パンデミックの影響にもかかわらず、ホーチミンシティの住宅需要は高止まりしています。


2020年第2四半期のベトナム最大の都市ホーチミンシティにおける販売住宅戸数は、前年同期の2倍の569戸となりました。うち65%は、ヴィンホームズ・グランド・パークのタウンハウス物件「マンハッタン」です。


2020年第2四半期のプライマリー市場の不動産価格は、新記録の平米あたり5,277USドル(約56.7万円)となり、前年同期比35.9%増、前期比5.2%増となりました。主に、新しく発売されたユニットの価格が平均以上であったためです。需要が高く供給量が少ない状況でデベロッパーの自信を反映しています。


テラスハウスの供給は第2四半期も限定的でしたが、新規発売戸数は第1四半期と比べると37%増となったことは、明るい兆しです。


JLLは2020年後半、ホーチミンシティで1,500~2,000戸のテラスハウスが発売され、供給量は2019年の2倍の2,500~3,000戸になると予想しています。


(出所:Vietnam News Agency

(トップ画像:Image by falco from Pixabay )