[ベトナム] ホーチミンシティの一等地購入見送り2件目

2022/02/10


ベトナム・ホーチミンシティのトゥティエム新都市化エリアの土地区画を入札した会社が、購入を見送り、これで2件目の辞退となりました。



ハノイを拠点とするビンミン・トレーディング&デベロップメント・インベストメント社は、2022年2月8日、関係各所に書面を送付し、トゥティエム区の5,000平米超の土地区画3-9の購入取引を辞退することを明かしました。



この区画は、昨年12月の予約価格の6.9倍となる、5兆260億ドン(約256億円)で売却されました。



トゥティエム新都市化エリアは、657ヘクタールの広さを誇り、国際的な金融ハブを開発するメガプロジェクトです。



これまでに、エリア内の4つの土地区画のオークションに4社が参加・落札しましたが、2社がすでに辞退しています。



ハノイを拠点とする不動産デベロッパー、タン・ホアン・ミンは、2022年1月、トゥティエムの10,060平米の土地区画の購入を取り下げると発表しました。



ビン・ミンは、デポジットとして1億4,500万ドン(約7.3億円)を没収され、タン・ホアン・ミンは5.9億ドン(約30億円)が没収されました。



残りの入札者2社も、まだ税務当局に土地使用料を納めていません。


規定によると、2021年12月10日のオークションで落札し、1週間後に土地区画のためのデポジットを支払うための契約に署名したら、2022年1月6日の通知日から30日以内に登録費用と土地使用料の半額を納めることになっています。



(出所:VNexpress
(画像:Photo by Tron Le on Unsplash )