[ベトナム] ホーチミンシティ5月31日より社会的隔離措置

2021/06/04

[ベトナム] ホーチミンシティ5月31日より社会的隔離措置


Covid-19パンデミックの拡大を防止するべく、首相指示2020年第15号に従ったソーシャルディス措置がホーチミンシティで、また首相指示2020年第16号に従った措置がゴーヴァップ区と12区タインロックで2021年5月31日より実施されます。


第15号、第16号の措置の詳細については、在ベトナム日本大使館から情報が出ています。

 第15号:https://www.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/corona0327-1.html
 第16号:https://www.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/corona0331.html


市の人民委員会グエン・タイン・フォン会長は、2021年5月30日に実施されたCovid-19防止および管理のためのステアリングコミッティ緊急会議にて、これらの措置を適用することを決定しました。


フォン会長は、各区およびトゥドゥック市の当局に対して、市の人民委員会の指示に厳格に従うことを命じました。


一方で、必要不可欠な物品を生産・販売する地元の企業・店舗については、パンデミック対策を確立して、安全な生産・販売を行うように要請しています。


この緊急会議に言及して、チュオン・ホア・ビン副首相は、社会的隔離措置を取るというホーチミンシティの決定に合意し、コミュニティ内のハイリスク感染例、特にクラスターとなったキリスト教福音団体「リバイバル・エクレシア・ミッション」に関連する人々の接触追跡を緊急に行う必要があると述べました。


副首相はまた、工場や企業における、円滑な生産活動とCovid-19規則の厳格な実施を求めるとともに、地元の人々に生活必需品が十分に行き渡るようなバックアッププランを用意しておくべきだと述べています。


市の保健局グエン・タン・ビン局長によると、ホーチミンシティは2021年5月30日時点で、379件の感染例があり、うち133件は5月26日以降に発見されたものだということです。このうち、126件が前出のリバイバル・エクレシア・ミッションのクラスターに関連するものです。


リバイバル・エクレシア・ミッションは、Covid-19感染予防措置を取っていなかったとして、警察の捜査が入っています。


(出所:Vietnam PlusVNexpress

(画像:Photo by DICSON on Unsplash )