[タイ] バンコクで最もホットなコンドのロケーションは?

バンコクポスト紙が、2019年バンコクでも最もホットなコンドのロケーションを紹介していますので見ていきましょう。

[タイ] コリアーズの挙げるタイで最もホットなコンドミニアムのロケーションはこちら!


トンロー、ラムカムヘン、チャルン・ナコーン、サムヤーン、タラート・プルーが、今年の新築コンドのロケーションのトップ5となるでしょう。


不動産コンサルタント、コリアーズ・インターナショナル・タイランドのリサーチ部門のアソシエート・ダイレクター、パッタラチャイ・タウィーウォン氏は、これらのロケーションは根強い需要があり、過去数年にわたる新規供給があったにもかかわらず、供給過多にはなっていないと話しています。

「これらのロケーションは2018年高い成約率を記録しており、ひと月で4ユニット以上が売れたロケーションもあります。」

「ここ数年、新規供給がなかったエリアもあれば、地価が下がって、デベロッパーが手ごろな値段のユニットを供給しやすくなったエリアもあります。」

トンローからエカマイにかけたエリアでは、2018年末時点で、3,300のコンドミニアムユニットが売れ残っています。この高い数字にもかかわらず、少なくとも3つのプロジェクトが今年立ち上がる予定で、これによる新規供給が見込まれています。

スクンビットソイ55~63(トンロー~エカマイ)の新築コンドの販売率は51%を上回りました。

最もよく売れたのは、平米あたり250,000バーツ(約86万円)を超えるユニットで、トンローとエカマイのコンドは価格志向型ではないからだとパッタラチャイ氏は言います。

新築コンドでトンローの次に今年人気となるのは、ラマ9世通り~ラムカムヘン通りにかけてのエリアです。こちらは、他の急上昇中のエリアと比べると、土地の価格が比較的低めに留まる見方だからです。

ラマ9世通りでは、去年の地価平均は、平方ワー(約4平方メートル)あたり約180,000バーツ(約62.5万円)でした。一方で、ラムカムヘン通りは、平方ワーあたり300,000バーツ(約104万円)でした。

パッタラチャイ氏は、ラムカムヘンのコンド価格は、販売率を高めるためには、平方メートルあたり100,000バーツ(約34.5万円)以下でなくてはならないと言います。

「タイ文化センター駅とミンブリー駅の間のオレンジラインが重要な要素となるでしょう。こちらの路線建設の進捗状況は、今のところ30%程度となっています。」

「オレンジラインは、ラマ9世通りとラムカムヘンを通ることになります。この辺りは、住宅エリアの中でも最も混み合ったエリアの一つです。」

パッタラチャイ氏によると、チャルン・ナコーン通りも、2018年11月にオープンした高級ショッピングコンプレックスのオープンとともにホットなエリアとなっていると言います。

今年新築コンドの大量供給が見られそうなもう一つのエリアは、ラマ9世通りのサムヤーンエリアです。フリーホールド、リースホールド合わせて少なくとも4つのプロジェクトが立ち上がる予定です。

BTSタラート・プルー駅エリアでも、今年後半に少なくとも5プロジェクト、合計6,000ユニットの供給が見込まれています。

「エリアによっては、あまりに値段が高すぎると人々が買えないので、デベロッパーは需要に合わせてロケーションごとに適した販売価格を設定する必要があるでしょう。」とパッタラチャイ氏は語っています。

「そうでなければ、立ち上がり後1年くらいしても販売率が伸びない場合、割引を提示することになるでしょう。」

昨年、貸付にかかる新しい上限が発表されて以来、4月1日の新上限実施を前に、在庫のユニットを売り切ってしまいたいと、デベロッパーの中にはコンドの販売価格を引き下げるものもありました。

チャラン・サニットウォンおよびペットカセーム通り沿いのロケーションでは、平方メートルあたり100,000バーツ(約34.8万円)以上のコンドはなかなか売れないといいます。というのもこのエリアは価格志向型のバイヤーが多いからです。

パッタラチャイ氏によると、今後のマストランジット路線沿いのロケーションで売れ残ったコンドユニット数の多いトップ5として、パープルライン沿い12,000ユニット、チャラン・サニットウォン通り沿いで7,000ユニット、ラック・シーからサパーン・マイBTS駅付近で5,500ユニット、タ・プラーからバン・ケーMRT駅付近で4,000ユニット、ベーリングからプーチャオ・サミン・プライBTS駅付近で3,000ユニットとなっています。

「これらのロケーションの成約率は0.9%台、ひと月に2ユニット程度となっています。ロケーションによって販売が伸び悩んでいる原因は、供給過多か、あるいは間違った価格設定を行っていることです。」

コリアーズによると、2019年の第1位四半期にバンコクで立ち上がった新築コンド供給数は、8,443ユニットで、昨年の第4四半期からは60%減、昨年同期比では40%減となりました。

(出所:Bangkok Post