[マレーシア] HSBCマレーシア、ハイブリッド型の働き方へ

2022/01/18


イギリスに本店を置く世界最大級の金融機関HSBC傘下のHSBCマレーシアは、トゥン・ラザック・エクスチェンジ(TRX)のメナラIQ(Menara IQ)に本社を移すにあたって、Future of Work(未来の働き方)へのコミットメントとして、ハイブリッド型の働き方に切り替えます。



ハイブリッド型の働き方を実施することによって、従業員の健康とウェルビーイングの促進を図ります。



このような新しいフレキシブルな働き方は、生産性の向上にもつながるようです。というのも、チームと顧客との間のエンゲージメントがより目的を持ったものになるからです。



HSBCは、ハイブリッド型の働き方は、ウェルビーイングを向上し、柔軟性を高め、2021年末までに世界全体で約33万平米、つまり約20%のオフィススペースを削減するという、国を超えた取り組みの一部だと述べています。



マレーシア独自の取り組みとしては、HSBCは、目的にかなった現代的な仕事環境を提供し、環境持続性の最高基準を取り入れながら、働き方の柔軟性を高めるというコミットメントの一部として、メナラIQに10億リンギット超を投資しています。



ハイブリッド型の働き方への移行をスムーズに行えるように、HSBCは、該当する従業員に対して、オフィス設備の購入のための現金一時払いを行い、大規模なワーク・フロム・ホームを支援するための、必要なITやセキュリティ関連のインフラを整えられるようにしています。



また、フォーカスグループを行い、HSBCは今後も従業員のニーズや、ハイブリッド型の働き方、フレキシブルな働き方がより持続可能なものとなるように引き続き対応していけるようにしています。



(出所:New Straits Times

(画像:Photo by Afif Kusuma on Unsplash   )