[ベトナム] IMFベトナムの2021年GDP成長率予測を6.5%に据え置き

2021/05/24

[ベトナム] IMFベトナムの2021年GDP成長率予測を6.5%に据え置き

国際通貨基金(IMF)の最新の「World Economic Outlook」レポートによると、ベトナムのGDPは2021年、世界平均の6.0%よりも高い6.5%の拡大、2022年は7.2%の拡大が予想されています。

▼GDP成長予測(出所:IMF


ASEAN主要5か国(インドネシア、タイ、ベトナム、フィリピン、マレーシア)の中で、首位はフィリピンの6.9%、ベトナムはマレーシアと並んで2番目となっています。



一方で、ASEAN主要5か国の平均成長率予測は、2021年が4.9%、2022年が6.1%となっています。


IMFのレポートでは、前向きな経済見通しでベトナムの失業率は昨年の3.3%から2021年は2.7%に低下し、2022年にはさらに下がって2.4%となると予測されています。


世界経済について、IMFは、世界全体の成長率は約6%を予想、2020年10月の前回予想値よりも0.8ポイント上げました。これは、いくつかの大経済圏で行われている追加の財政サポート、年後半のワクチン接種を受けた回復を反映しています。


IMFはその声明の中で、このように述べています。


「前代未聞の政策対応により、Covid-19n不況は、2008年の世界金融危機よりも浅い傷跡を残しそうです。しかし、新興経済圏および低所得の発展途上国は比較的大きな打撃を受けており、中期的により大きな損失を被ることが予想されています。」


2021年4月7日にオンラインで行われた春のミーティングで、IMFのマネージングディレクター、クリスタリーナ・ゲオルギエヴァ氏は、各政府に対して協力とすべての人へのワクチン供給を呼びかけ、「公衆衛生上の危機をより素早く終わらせることで、2025年までに世界GDPにさらにほぼ9兆USドルを加えることができるでしょう。この時代において投入する公的資金に十分見合う価値です。しかし、このチャンスの窓は今にも閉まろうとしています。」と述べています。


ゲオルギエヴァ氏はさらに、長期的な世界の準備資産の必要性に対応するため、そしてすべての加盟国、特に弱小国に持続的な流動性を与えるための支援として、6,500億USドルの資金を割り当てることも明かしています。


(出所:Hanoi TimesIMF

(画像:Image by Leon_Ting from Pixabay )