2020/09/29
[ベトナム] 6か月ぶりに国際線着陸
2020年9月25日、韓国・ソウルからの民間航空機がベトナムに着陸、Covid-19パンデミックにより国境を閉鎖して以来6か月ぶりとなる国際線となりました。
同便の乗客は、出国3日前にコロナウィルスに感染していないことの証明書を取得する、ベトナム国内に正式な隔離施設を有している、接触者追跡アプリのダウンロード、そして健康に関する申告書の提出など、安全に関するすべての要件を満たした者たちです。
ベトナムに着陸後、乗客は、新型コロナウィルス(Covid-19)の検査を受けます。陽性が出たら治療のために医療機関へ、それ以外は隔離施設へと搬送され、Covid-19の症状がある場合、もしくは到着から6日目に2回目の検査を受けることになっています。
2回目の検査で陰性が出た者は、ベトナム入国後14日間、引き続き同じ隔離施設に宿泊することになります。
フライトの乗務員も全員隔離され、航空機は消毒作業が済んでからのみ使用されます。
ベトナム民間航空当局(Civil Aviation Authority of Vietnam (CAA))は、このフライトについて、6か月ぶりとなる国際線であるだけでなく、外国からの乗客輸送にかかる国の能力が試されるときだと表現しています。
コロナウィルスを封じ込め、経済を再活性化させっるという政府の2つの目標を達成するうえで、今回のフライトは、航空業界の回復のための表わします。
ベトナムは、コロナウィルスの市中感染ゼロをほぼ4週間継続しています。2020年9月29日時点で、感染者数合計は1,077人、うち約93%が回復済みです。死者は35人です。
国内の状況を鑑みて、政府は2020年9月18日、景気回復を促進すべく、複数の国際線を再開しました。対象となる路線は、日本、韓国、台湾、中国、カンボジア、ラオス、タイと、ベトナムとの区間です。
(出所:Hanoi Times)
(トップ画像:Khanh Duy Nguyen on Unsplash)
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