2023/10/24
ジョホールバル - シンガポール高速鉄道(RTS)リンクの建設は順調に進んでおり、現在52%が予定通りに進んでいます。マレーシアの政府系マス・ラピッド・トランジット・コーポレーション(MRT Corp)によると、プロジェクトは現在山場を迎えようとしているところで、総合的な建設活動は来年6月までにピークに達する予定です。 これには、車両基地、車両基地と駅を結ぶ陸橋、プラットホーム、入国管理・税関・検疫(ICQ)施設などが含まれます。
税関と入国管理局が入るICQコンプレックスに関しては、建設工事は予定通り進んでおり、2026年9月までに完成する予定です。業務開始は、同年の12月となっています。4階建てのICQビルの杭打ち工事は完了しており、ビルの建設工事は今後数ヶ月で行われることになっています。RTSリンクが完成すれば、ジョホール州境とシンガポール間の旅客輸送は、ジョホール・コーズウェイ経由の通常ルートでは1〜2時間かかるところを15分に短縮できるようになります。
入国審査に電子ゲートシステムを使用することで、乗客はシンガポールのウッドランズとジョホールバルの間の所要時間はわずか15分となります。これは南部回廊の経済発展にとって画期的なゲームチェンジャーとなるでしょう。RTSリンク・ブキッド・チャガー駅の隣には、複合住宅開発も建設されています。全長4キロのRTSリンクはジョホール海峡を横断し、ジョホールバルのブキ・チャガー駅とシンガポールのRTSリンク・ウッドランズ・ノース駅を結びます。RTSリンクプロジェクトは、2026年12月に完成予定で、ジョホール・コーズウェイを毎日横断する35万人のうち35%を引き込むと期待されています。
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(出所:Bernama)
(画像:UnsplashのAlfredが撮影した写真 )
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