[マレーシア・シンガポール] ジョホール州、フォレストシティ金融特区にセカンド・リンク・レーンの設置を検討

2023/12/21


マレーシア・ジョホール州は、フォレスト・シティの金融特区(SFZ)を行き来する人々のために、セカンド・リンクの入国審査場にレーンを設けることを検討しています。



州事業・交通・インフラ委員会(State works, transportation and infrastructure committee)のモハマド・ファズリ・モハマド・サルレ委員長は、によって、特にピーク時のマレーシアとシンガポールを結ぶ橋の交通の流れをスムーズにすることができると述べました。一方で、州政府の最善策を特定するにあたっては、綿密な調査が必要であるとも話しています。



「日常的な通行者と週末の旅行者を分ける必要があります。特別レーンが必要かどうかの調査も行っています。そうすることで、より明確になるでしょう。」と、2023年12月12日にシンガポールのフォレストシティとトゥアスを結ぶバスの運行を開始した後、ブキ・パシール市議会議員でもあるモハマド・ファズリ委員長は語りました。



現在、セカンドリンクにある税関・入国審査・検疫複合施設、スルタン・アブ・バカール・コンプレックス(Kompleks Sultan Abu Bakar(KSAB))では、1日の通行者数は28,000人を記録しています。





モハマド・ファズリ氏によると、毎日のピーク時、週末、ホリデーシーズンの混雑が特に問題となっています。KSABでの自家用車を含む逆流レーンの導入は今月末までに開始される予定です。現在、バスの逆流レーンが存在しています。逆流レーンの導入は、ピーク時の交通渋滞を避けるために導入されるということです。



8月、アンワル・イブラヒム首相は、ジョホール州における投資、成長、経済活動を促進するため、フォレスト・シティに金融特別区を設置すると発表しました。また、熟練労働者に対する15%の特別所得税率や数次入国ビザなど、いくつかの優遇措置も発表しました。これにより、フォレスト・シティ金融特別区での事業コストがより手ごろになると説明しています。




(出所:The StarMalay Mail

(画像:UnsplashのAfifi Zulkifleが撮影した写真)