スランゴール州、クアラルンプール、プトラジャヤを含むクランバレーが、2021年9月10日より国家回復計画の第２段階に移行しました。

この移行を発表するにあたって、マレーシアのイスマイル・サブリ・ヤーコブ首相は、これら３つのエリアを１つの地域としてみなし、スランゴール州、クアラルンプール、そしてプトラジャヤ間の移動も認められるようになり、道路封鎖なども行わないと述べました。

今回の決定は、Covid-19パンデミック対策の特別委員会によりなされたものです。

第2段階に移行した地域の住人に対して緩和された標準作業手順（SOP）の中には、完全にワクチン接種を終えた人の地区間の移動などがあります。

両親が18歳未満の子どもに会いに行ったり、遠距離カップルがお互いに会ったりするのに、ワクチン接種を完全に終えていれば、州をまたぐ移動も可能になります。

また、ワクチン接種を終えていれば、飲食店での店内飲食も許可されます。

さらに、ホテルやホームステイなどの宿泊施設を利用した州内の観光活動も、ワクチン接種を終えた人に対して許可されるようになります。

マレーシアの国家回復計画の段階ごとの主な特徴は以下の通りです。（出所：Malaysia Strong Together）

（出所：New Straits Times）

（画像：Photo by Luke Ow on Unsplash  ）