[ベトナム] 韓国のヤノルジャが宿泊施設予約サービスをベトナムに拡大

韓国の宿泊施設予約Yanolja(ヤノルジャ)がベトナムにサービス拡大します。

[ベトナム] 韓国のヤノルジャが宿泊施設予約サービスをベトナムに拡大



ヤノルジャは韓国の宿泊施設予約アプリで、シンガポールのスタートアップ企業、ゼン・ルームズと提携し、その東南アジアで成長している宿泊施設予約市場でのプレゼンスを確立すべく、ベトナムに進出します。

2018年7月、ヤノルジャは、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイでのフランチャイズホテルの運営と予約サービスを行うスタートアップ企業ゼン・ルームズに1,500万USドルを投資、世界進出の第1歩を踏み出しました。

「ゼン・ルームズのサービスを今年内に立ち上げるため、2,3か月前にベトナムにリサーチ&開発チームをベトナムに設立しました。」とヤノルジャのチーフ・ビジネス・オフィサー、キム・ジョン・ヨン氏は、10月29日にソウルで行われたヨンハプニュースとのインタビューで答えました。

ヤノルジャは現在、ゼン・ルームズの取締役会で重要な位置を占め、その意思決定プロセスに参加しているが、その保有割合は明らかになっていません。

ヤノルジャは、この東南アジアにおけるスタートアップ企業を100%保有する権利を有しており、キム氏によると1,2年以内に起こりうるとしています。

2015年に設立されたゼン・ルームズは、1,000超のビジネスホテルフランチャイズを運営しています。ヤノルジャの目標は、この数値を2022年までに自社ブランドも含めてアジア域内で5,000にまで伸ばすことです。

キム氏は、ヤノルジャの海外ビジネスによる利益が今後国内ビジネスによる利益を抜くだろうと予想しています。

ヤノルジャの2017年の売り上げは1,000億ウォン(約8,800万USドル)、前年から47%伸ばしています。キム氏は、会社の利益は今年2倍になるだろうと語っています。

ただ、同社の営業損失もまた、事業拡大により、2017年には110億ウォンと、前年の350億ウォンから拡大しています。

キム氏は東南アジアのホテル業界は、韓国のホテル業界の3~5年前とよく似ていると言います。

「これらの国々でデジタル化されているのは、ホテルだけ、もしくは宿泊施設としての選択肢の10分の1程度です。

キム氏は、また、現在では韓国の宿泊施設として利用できる施設の約半分はオンラインで予約ができるとしています。

「我々の目標は、東南アジアをローカル旅行者によりよいサービスを提供することです。もちろん、我々のサービスは、これらの国々を旅行する韓国人も利用します。しかし、それは全体の10%程度となるでしょう。」とキム氏は言います。

ヤノルジャは、特にベトナムとフィリピン市場に目をつけています。これらの国々では韓国文化にオープンな企業が多いといいます。

「ゼン・ルームズは我々の第1ステップです。地域内の他の企業とも議論を進めているところです。」とキム氏は語っています。「今後、さらにM&Aやパートナーシップの発表をしていくことになるでしょう。」

今回の事業拡大により、ヤノルジャは新規株式公開にも踏み切ろうとしています。

モーテル情報ポータルとして2005年に設立して以来、ヤノルジャは、今や自社ブランドのホテルや他社向けにデザイン・建設サービスを行う、主要ホテルビジネス会社に成長しました。

「すべて当社の財務状態次第です。今のところ、2020年から2021年くらいが適当ではないかとみています。」とIPOの時期についてキム氏は語っています。

(出所:Property Portal Watch