[マレーシア] マーシン、複合用途開発でジョホールの土地取得

2022/06/30


マレーシアの不動産デベロッパー マーシン・グループ(Mah Sing Group Bhd)は、総開発費4億6,900万リンギット(約144億円)の複合用途開発プロジェクトのために、ジョホールにてフリーホールドの土地を取得しました。



マーシン・グループの創始者・マネージングディレクターのレオン・ホイ・クム氏は、ジョホールのテブラウ(Tebrau)に2.8ヘクタールの土地を取得した今回の取引は、今年初めての同社の土地取引になっただけでなく、ジョホールバルにおける同社のプレゼンス拡大を意味していると話しています。



▼ジョホール州テブラウ




「市街地におけるアフォーダブルアパートメントM-seriesや郊外エリアの土地付きリンクホームの成功に後押しされて、グループは、ターンアラウンド効率よくリターンを生むような物件に注力しながら、アフォーダブルな住宅開発をすべく、同様の取得を進めていきたいと思っています。」と話しています。



レオン氏は、「M Minori」という名称になる今回新規取得した土地の一部に、最近行われたペナンのペルマタン・ティンギの土地区画売却から得られた資金が充当されることになると付け加えています。



今回の土地取得は、市場の需要に合わせたアフォーダブルな住宅開発のために、同社の販売が好調でターンアラウンドが短いMシリーズのようなタイプのレジデンシャルプロジェクトに注力していくというグループの戦略的な判断の一部です。



マーシン・グループは、クランバレー、ジョホール、ペナン以外に、急成長中のセレンバン(Seremban)、マラッカ(Melaka)、ペラック(Perak)回廊も今後の視野に入れているということです。



(出所:Bernama