[マレーシア] KLの条件付き活動制限令(CMCO)を延長

2020/10/29

[マレーシア] KLの条件付き活動制限令(CMCO)を延長


マレーシアは、クアラルンプール、プトラジャヤ、およびスランゴール州で行っている活動制限令をさらに2週間延長することを発表しました。


保健省からこの発表が行われた2020年10月26日、マレーシアは1,240件の新規感染者数を記録し、パンデミック始まって以来日当たりで最多となりました。


現在クアラルンプール、プトラジャヤ、スランゴールで行われている条件付き活動制限令(CMCO)は、当初は10月14日~10月27日まででしたが、延長されて11月9日までとなりました。


イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級議員は発表と同日の記者会見で、保健省が行ったリスクアセスメントで、マレーシア首都圏におけるCovid-19の感染についてハイリスクエリアが多く存在することが判明し、CMCOの延長の判断に至ったと説明しています。


今回の感染者数急増のきっかけになったと言われている選挙の行われたサバ州では、10月26日に終了予定であったCMCOの延長がすでに決まっていました。


2020年10月28日時点でのマレーシアの感染者数累計は29,411人、うち13,155人(45%)がサバ州、4,271人(15%)がスランゴール州、2,977人(10%)がクアラルンプール、2,052(7%)がクダ州となっています。




(出所:Channel News Asia

(トップ画像:Photo by Farizal Resat on Unsplash