2023/07/25
15ヶ国に展開する中国の不動産大手のジュワイIQIによると、マレーシアは、Covid-19から立ち直り、ダイナミックで将来有望な場所として、駐在員や外国人投資家にとって魅力的な投資先です。
ジュワイIQIによると、2023年上半期、マレーシアは中国人の住宅購入者にとって人気の投資先で世界6位に浮上しました。一方で、世界的な駐在員の団体「InterNations」が12,000人を対象に行った調査の中では、欧米人駐在員の人気駐在先で世界4位にランクインしました。
ジュワイIQIのプラットフォームを通じた問い合わせ件数に基づいたレポートでも、マレーシアを含め東南アジア諸国4か国が、中国人の2023年上半期の不動産投資先トップ10に食い込みました。
ジュワイIQIの共同創始者・グループCEOのカシーフ・アンサリ氏は、マレーシアが上位に入った理由として、生活の質、手ごろな生活費、デジタル接続性、複数言語が通じるなどの理由で訪れる人が快適に過ごせることを挙げています。
中国人バイヤーについては、これまでにないレベルの富を築いていることで、海外不動産を購入する余裕が生まれていると説明し、公式の統計では、2022年の1月から9月で、中国人の貯金残高は26.3兆人民元(約520兆円)に達したと述べています。
ジュワイIQIはまた、不動産購入することで居住ビザを取得できる「ゴールデン・ビザ」プログラムにおいて、ビザ取得者の割合として中国人が最も多いと述べています。例えば、オーストラリアやギリシャで承認が下りたゴールデンビザのうち、中国人申請者が占める割合は46パーセント、ポルトガルでは31パーセントということです。
あまり馴染みのない国での投資を通じた市民権・居住ビザプログラムにおける中国人の割合も増えており、カリブ海東部の島国アンティグア・バーブーダが発行するゴールデンビザのうち、25%を中国人が占めているということです。
(出所:Bernama)
(画像:UnsplashのSulthan Auliyaが撮影した写真 )
もっと詳しく知りたい方はこちら