[マレーシア]5月4日より条件付きMco発令、ロックダウン緩和

ムヒディン・ヤシン首相は、5月4日より、新型コロナウィルス(Covid-19)感染拡大抑制のため2020年3月より実施していた部分的ロックダウンを緩和すべく、条件付きMCO(活動制限措置/Movement Control Order)を発令しました。

[マレーシア]5月4日より条件付きMCO発令、ロックダウン緩和

ムヒディン・ヤシン首相は、5月4日より、新型コロナウィルス(Covid-19)感染拡大抑制のため2020年3月より実施していた部分的ロックダウンを緩和すべく、条件付きMCO(活動制限措置/Movement Control Order)を発令しました。

ムヒディン首相は、5月1日に行われた演説の中で、感染拡大の恐れのある大規模集会をのぞいて、いくつかの経済・社会的活動が許可されることを発表しました。

MCOによりマレーシアが被った損失は、630億リンギット(約1.5兆円)に上ると言及しています。

現在の部分的ロックダウンがあと1か月続くと、その損失額は1,000億リンギット(約2.5兆円)に達する勢いだとして、5月4日より条件付きですべての経済セクターの再開を許可することを決めました。

「ビジネスや仕事は所得の源であるため、重要なことです。MCOを長く実施しすぎれば、所得を得ることができないため、財政にネガティブな影響を与えることになります。」

しかし、映画館、ナイトクラブ、エンターテイメントセンター、バザールや展示会など多くの人がかかわるビジネスは許可されません。

サッカー、ラグビー、水泳、屋内スポーツなど、濃厚接触が発生するようなスポーツ活動も認められていません。ただし、屋外で密接が起きないもの、あるいは大規模な集まりにならないものは許可されます。例えば、10人以下の小さなグループで行う、屋外でのバドミントンやテニス、ジョギング、サイクリング、ゴルフ、マラソンなどです。

学校は休校継続、仕事以外の目的で、州をまたいで移動することは禁止されたままです。

断食明けのハリラヤ(5月24日~25日+振替休日26日)のために州をまたいで実家に帰ることも禁止されています。

オープンハウス、コンサートやバンケットなどの社会的な活動や、金曜日の礼拝や礼拝所での集会などの宗教的な活動・集まりも禁止されています。


営業再開するビジネスは、管轄当局が定める営業手続きに則らなければなりません。

5月4日より、レストラン内での飲食もできるようになります。ただし、テーブル間は2メートル空けて、テーブルのサイズに応じて座れる客数も制限されます。

Covid-19陽性が出たときのために、レストランは顧客名を登録して接触者追跡ができるようにしなくてはなりません。

レジに並ぶときには床に印をつけて、1メートルのソーシャル・ディスタンシングがまもられるようにしなければなりません。

支払カウンターには消毒液、洗面台には石鹸の準備が必要となります。

従業員はマスク着用が義務付けられますが、顧客の体温検査は任意のようです。

レストランやフードトラックだけでなく、ホーカーセンターも上記のような対策をとることになります。

ムヒディン首相は、仕事について雇用者に対して、全員が同じ時間に働く必要はないとして、従業員の労働時間に柔軟性を持たせるように呼びかけています。従業員の健康チェックは毎日行い、雇用者は在宅勤務を許可すべきだともしています。

両親共働きの家庭については、子どもの世話ができるように夫婦で交互に勤務するようにすべきだとも述べています。「どうしても仕方がない場合を除いては、デイケアセンターに子どもを預ける必要はないのです。」とムヒディン首相はコメントしています。

公務員についても、事務所にいなければならない場合以外は、在宅勤務が求められます。ムヒディン首相は、オンラインミーティングを活用するようにとも強調しています。

(出所:Free Malaysia Today

(トップ画像:Photo by Omar Elsharawy on Unsplash )