[マレーシア] Fomca:融資返済猶予期間を12月まで延長要請

2020/05/21

[マレーシア]Fomca:融資返済猶予期間を12月まで延長要請


マレーシア消費者協会連盟(Federation of Malaysian Consumers Association(Fomca))は、政府に対して銀行融資の6か月の返済猶予を12月まで延長するように求めました。


Fomcaのマリムトゥ・ナダソン理事長は、この背景について、一般国民は新型コロナウィルス(Covid-19)流行により所得減や失業に苦しんでるからだとしています。


一般市民は、活動制限令(MCO)、強化された活動制限令(EMCO)、条件付き活動制限令(CMCO)の間に発生した債務を返済していかなければなりません。


ナダソン理事長は、感染者数が今後急増するようなことがあれば、MCOやCMCOが延長される可能性が残っているので、銀行は手を差し伸べ猶予期間を延長すべきだと述べています。


猶予期間が延長されれば、Covid-19の影響を受けた人たちが、既存の雇用主のもとで仕事を再開したり、失業した者については新しい職に就くなどして、仕事に戻るまでの余地を与えることができるとしています。


2020年3月25日、ムヒディン・ヤシン首相は、Covid-19危機の中、人々の負担を軽減しようと、融資返済の6か月の猶予期間と、クレジットカード残高の返済見直しを発表しました。


6か月間の融資返済猶予期間は、2020年4月1日から発効しています。


(出所:Malay Mail

(トップ画像:Andrea Piacquadio from Pexels )