[マレーシア] Juwai IQI:今後2年で住宅価格は3~12%上昇

2021/07/08

[マレーシア] Juwai IQI:今後2年で住宅価格は3~12%上昇


中国の海外不動産情報サイト最大手、居外網(Juwai.com)のマレーシア合弁会社Juwai IQIは、最近行った調査に基づいて、マレーシアの住宅価格は、今後12か月で3%上昇し、その後12か月で12%上昇するだろうと予想しています。


▶JUWAI IQIの住宅価格・賃料インデックス


Juwai IQIの共同創設者兼CEOカシーフ・アンサリ氏は、マレーシア全土の不動産エージェントの見通しは改善し続けている、と述べています。


「1年前、エージェントたちは、住宅価格、賃料ともに大幅な下落を予想しました。現在では、今後4四半期にかけて穏やかな成長をしていくと予測しています。さらには、大きな成長と活気を取り戻した市場の胸が躍るような将来の展望が今後訪れると感じています。」とアンサリ氏は、発表された調査結果に基づいてコメントしています。


同調査には、マレーシア全土の不動産エージェント約400名が参加しました。


さらに、調査の結果から、不動産賃料は今後12か月も1%成長というほぼ横這いの予想であることもわかってきました。


カシーフ氏は、来年には立ち直りを見せて、第3四半期から希望賃料に8%程度の上昇が見られると予想しています。


「エージェントの現在の心理には、前回の調査を行った1年前の2020年から確実に改善が見られます。当時は、見通しは全くのネガティブで、エージェントたちは、住宅価格は5%、賃料には4%の下落を予想していました。」


カシーフ氏は、サラワク州のレジデンシャル価格予測が最もポジティブで、今後12か月で12%上昇し、2022年第3四半期まで続くとみられています。


(出所:New Straits Times

(画像:Image by photosforyou from Pixabay )