2023/07/18
米国の金融サービス会社Nasdaqによると、マレーシアは、月2,000米ドル(約28万円)以下の出費で暮らせる、アジアで最も安全なリタイア先トップ10で第1位にランクされました。
Nasdaqは「GoBankingRates」のコーナーの記事で、このランキングを発表しています。ランキングを作成するにあたって、国連太平洋アジア地域グループとWorldPopulationReviewからデータを取り出したと記載されています。
また、生活費のデータはNumbeoから、世界平和指数は経済平和研究所(Institute for Economics and Peace)のGlobal Peace Index 2022 Reportから入手しています。さらに、ランキングの作成にあたって、世界平和指数が2.0未満の国であることを条件としています。
トップはマレーシアで、世界平和指数は1.471、月平均生活費は1,066米ドルでした。
「マレーシアの生活費指数は22.9、GDPは481.9兆米ドルで1位となりました。毎月の平均支出は1,000米ドル強で、リタイア先として検討するには最適な場所です。」と述べられています。
次点はクウェートで、世界平和指数は1.739、月平均生活費は1,741米ドルでした。
Nasdaqによると、クウェートの生活費指数は37.4と、ランキング内の他の国ほど低くありませんが、世界平和指数のスコアと合わせた総合的な生活費で、高ランクをマークしたということです。
第3位はモンゴルで、世界平和指数は1.775、月平均生活費は940米ドルでした。モンゴルの生活費指数は20.2と、インドネシアと並んでランキング最下位、GDPは21兆米ドルでランキング最下位だと付け加えました。
4位はベトナムで、世界平和度指数1.786、月平均生活費1,117米ドル、5位はインドネシアで世界平和度指数1.800、月平均生活費940米ドル、6位はヨルダンで世界平和度指数1.849、月平均生活費1,331米ドルでした。
7位はカンボジアで、世界平和度指数1.882、月平均生活費1,387米ドル、次いでオマーンは世界平和度指数1.889、月平均生活費1,513米ドルでした。
9位はキプロスで、世界平和指数は1.903、月平均生活費は1,964米ドル、10位はネパールで、世界平和指数は1.947、月平均生活費は684米ドルでした。
(出所:New Straits Times)
(画像:UnsplashのCO Gohが撮影した写真)
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