2021/02/16
[マレーシア] インドネシア、トラベルバブル形成にOK
マレーシアが、二か国グリーンレーン/旅行回廊協定(RGL/TCA)トラベルバブルをインドネシアと形成するにあたって、インドネシア側からゴーサインが出ました。
観光・芸術・文化省のナンシー・シュクリ大臣は、観光業を再活性化するための方策のひとつとして、2020年7月に制定された同省の観光・文化回復計画の一つがトラベルバブルであると述べています。
ナンシー大臣は、ムヒディン・ヤシン首相が、2021年2月初旬のインドネシア公式訪問時に、トラベルバブルの了解を取り付けたことについて、感謝の意を表しました。
「観光・芸術・文化省は、保健省、内務省および外務省との話し合いにおいて、ブルネイ、シンガポール、タイのような近隣国、または世界保健機関(WHO)から安全だと認められた日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドといったアジア太平洋諸国とのトラベルバブルの形成に向けた話し合いに貢献してきました。」
「両国における健康、入国管理、データ追跡、モニタリングなどに基づいて、二か国間の協議と検討の上で実施されることになります。」
ナンシー大臣は、安全と認められた国々が発表している国境を越える際の標準作業手順(SOP)についても、それぞれの国の保健機関の見解を考慮に入れて、その透明性と標準化に向けた提案も行ってきたと述べています。
2020年12月、ナンシー大臣は、委員会レベルの2021年予算についての演説において、コロナウイルス流行の中、グリーンゾーンとされる国々とのトラベルバブルの可能性を探っている旨を明かしていました。国境を越える観光活動を、安全かつ体系立てて再開していくためのメカニズムを探るべく、政府機関や観光業界の代表者らと協議を重ねてきたということです。
(出所:New Straits Times)
(トップ画像:Photo by Ramin Karbassi on Unsplash )
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