フォーブス誌の最新の世界長者番付によると、不動産業界の有力者で政界でも活躍したマニー・ビリヤル氏が、推定資産83億ドルで、フィリピンで最も裕福な人でした。

世界ランキングでは263位となり、去年の352位（推定資産72億ドル）から100位以上アップしました。

港湾王のエンリケ・ラソンJr.氏もまた、昨年から引き続きフィリピン長者番付2位を維持し、推定資産67億ドルで世界ランキングでは369位にランクインしました。昨年の561位から大幅アップしました。

1096位でタイだったのは、SMグループのヘンリー・シーJr.氏とメガワールドのアンドリュー・タン氏で、推定資産は28億ドルでした。

シー兄弟もまた名前が挙がっており、続いてビール事業で有名なサンミゲル社のラモン・アン氏、JGサミットのランス・ゴコンウェイ氏、国民的ファストフード、ジョリビーグループのトニー・タン・カクチョン氏、フィリピン航空のルシオ・タン氏もランクインしています。

新しくリストに加わったフィリピン人もいます。コンヴァージICTソリューションズのマリア・グレース・ウイ氏とデニス・アンソニー・ウイ氏、即席めんのモンデ・ニッシンのベティー・アン氏、ブランド「Jockey」で知られるペイジ・インダストリーズのジェノマル一家のメンバーも入りました。

フィリピンの億万長者トップ20は次の通りです。

一方で、世界長者番付で1位となったイーロン・マスクの推定資産は、2,190億ドルです。

（出所：Business Inquirer）

（画像：Photo by Sharon McCutcheon on Unsplash)