[フィリピン] 大統領選の行方は?

2022/05/10


CNNフィリピンが報じているところによると、大統領候補フェルディナンド「ボンボン」マルコスJr.氏と選挙戦を共に戦うダバオ市長のサラ・ドゥテルテ氏が、選挙管理委員会の部分的かつ非公式の情報によると大勝利を納めそうだということです。今日の朝の時点ではあと開票は残すところ5%以下のようです。



現地時間の7:47時点で、選挙管理委員会の透明性確保のためのメディア向けサーバーによると、長期独裁体制を敷き国外追放されたフェルディナンド・マルコスSr.の息子が30,484,281票、第一のライバルである副大統領のレニー・ロブレド氏は14,527,043票獲得しています。




マルコス氏とロブレド氏は、2016年の副大統領選を共に戦い、ロブレド氏が副大統領に就いています。



マルコス氏は、いまだ正式な結果は出ていないものの、すでに支援者への挨拶を始めているようです。一方で、ロブレド氏は、選挙結果に関わらず、戦いを続けるようにと支持者を鼓舞しています。



マニー・パッキャオ上院議員は大きく離されて3位につけています。



副大統領選では、ドゥテルテ大統領の娘サラ・ドゥテルテ氏が30,843,161票を集め、キコ・パンギリナン上院議員は9,050,279票となっています。




(出所:CNN Philippines

(画像:Photo by Arnaud Jaegers on Unsplash )