[マレーシア] 1月13日よりKlなど連邦直轄領他5州で最も厳しい活動制限令

マレーシアは新型コロナウイルス感染の連鎖を食い止めるべく、厳しいロックダウンを再導入します。

[マレーシア] 1月13日よりKLなど連邦直轄領他5州で最も厳しい活動制限令


2021年1月10日、マレーシアのムヒディン・ヤシン首相は、連邦直轄領および5つの州で最も厳しい活動制限令(MCO)を再導入する一方で、さらに6州で条件付き活動制限令(CMCO)を継続する旨を発表しました。


同日に行った特別演説で、首相は、再導入されたMCOも継続するCMCOも少なくとも1月26日まで実施すると述べています。


首相は、Covid-19パンデミックが国内の主要な医療機関を圧倒しており、うち15の医療機関については最大収容能力にほぼ達しているとして、「私たちの医療システムが極限に達している」と表現しました。

◎活動制限令(MCO)が実施される州
すべての連邦直轄領、ペナン州、ジョホール州、マラッカ州、スランゴール州、サバ州

◎条件付き活動制限令(CMCO)
ケダ州、クランタン州、ヌグリ・スンビラン州、パハン州、ペラ州、トレンガヌ州、

◎回復期の活動制限令(RMCO)が実施される州
プルリス州、サラワク州


首相は、演説の中で、「現在の状況は非常に警戒すべきものです。私たちの医療システムは、パンデミック始まって以来の計り知れない重圧にさらされています。以前にも申し上げた通り、前代未聞の状況には、前代未聞の措置を取る必要があります。」


「よって、保健省(MOH)、国家安全理事会(National Security Council(NSC)、複数の省庁および機関のリスクアセスメント、ならびに国内の医療専門家のアドバイスに基づいて、政府はCovid-19ウイルスの感染の連鎖を断ち切るための厳しい措置を取るべきだという見方に合意しました。」と述べました。


MCOの対象となる州は、MOHのリスクアセスメントに基づき、「ハイリスク」に区分された州であることを指摘しています。


また、政府の医療サービスの能力もほぼ使い果たしてしまっているとも述べています。


この2週間が終わる前に、MOHは継続してリスクアセスメントを行い、MCOの終了または継続を決定していくということです。


「感染のリスクを減らし、Covid-19の感染の連鎖を終わらせるために、結婚式、会議、宗教上の行列、打ち合わせ、セミナー、コース、団体スポーツなど、集団で行う社会的な活動はすべて認められません。しかし、RMCO下にある州では、標準作業手順(SOP)を厳格に順守することを条件に、社会的な活動が認められます。」と首相は説明しています。


感染者数の増加により、医療関係者がCovid-19感染者をすみやかに隔離施設に移送することが難しくなっており、モンスーンによる洪水もまたそれに拍車をかけているようです。


首相はさらに、現在、国内の医療機関の1,450人以上の医療関係者が、Covid-19に感染している、または自主隔離を余儀なくされて働けなくなっているとも明かしています。


「クランバレー(クアラルンプール首都圏)では、クアラルンプール病院およびマラヤ大学メディカルセンターの集中治療ユニット(ICU)のCovid-19患者のための病床使用率は100パーセントに達しており、スンガイ・ブロー病院では83パーセントに達しています。」


「一方で、ペラ州、スランゴール州、マラッカ州、トレンガヌ州およびサラワク州の5州のCovid-19患者の病床使用率は、70パーセントを超えました。」


首相は、「言いにくいことだが、実際に起こっている現実」だとして、今、公衆衛生上の介入を行わないと、今後様々な問題に直面する可能性があると述べました。


(出所:Malay Mail
(トップ画像:Photo by Poh Wei Chuen on Unsplash )