[フィリピン] メガワールド、20億ペソのマクタン島スマートコンドミニアムを発表

2023/04/18


フィリピンのデベロッパー「メガワールドコーポレーション(Megaworld Corp)」は、セブ島ラプラプ市にある30ヘクタールのマクタンニュータウン内に、時価20億円にのぼる、同社6番目となる住宅用コンドミニアムプロジェクトを立ち上げます。



フィリピン証券取引所への情報開示の中で、メガワールド社は、17階建ての「ポジターノ・マクタン」では、多様なユニットタイプおよびサイズにて、301戸の「スマートホーム」を提供すると述べました。



ユニットタイプには、スタジオ(~33平方メートル)、エグゼクティブスタジオ(41平方メートル)、1ベッドルーム(51.5平方メートル)、エグゼクティブ1ベッドルーム(61平方メートル)、2ベッドルーム(78平方メートル)、3ベッドルーム(141平方メートル)があります。



また、このプロジェクトでは、マクタン・ニュータウンでは初となるユニットタイプも用意されています。これらは、1ベッドルームロフト(81.5平方メートル)、2ベッドルームロフト(136.5平方メートル)、3ベッドルームバイレベル(166平方メートル)、3ベッドルームロフト(189.5平方メートル)、テラス付き3ベッドルームロフト(264.5平方メートル)です。



全住戸にクッキングヒーターを設置し、2ベッドルームと3ベッドルームの住戸にはビルトインオーブンを設置します。また、全戸のリビング・ダイニングには、スプリットタイプのエアコンを標準装備しています。



メガワールド社ビサヤ地方セールス&マーケティング担当ファーストバイスプレジデント、ジェニファー・パルマレス・フォンは、「この住宅プロジェクトは、同じ名前のアマルフィ海岸にあるイタリアの美しい海辺の場所のエレガントさと美しさからインスピレーションを受けています」と語っています。



歴史的なラプラプ神社の近くに建つ「ポジターノ・マクタン」には、ポジターノの活気ある市場をイメージした店舗スペースが2フロアあります。



各住戸には、ワイヤレススマートホームシステムが設置され、居住者はスマートフォンアプリでアクセスし、遠隔操作することができます。また、WiFiルーターやビデオインターフォンなどのスマートホームデバイスや、全住戸の一部エリアにバックアップ電源を設置する予定です。



5階には、大人用のインフィニティプール、ウェットラウンジとプールデッキ、水遊びができる子供用プール、カバナなど、住人のためのアメニティが充実しています。また、読書室、屋外フィットネスエリア、子供の遊び場、託児所、2階建てのゲームルーム、ロッカーや男女別トイレ・更衣室を備えたフィットネスジム、天井が高く柱のないファンクションルームと屋外のスピルオーバーエリアを利用することで、最大90名のゲストを収容することができます。



また、「ポジターノ・マクタン」では、タウンシップ初の設備が2つ用意されています。18名まで収容可能、フルサイズのキッチン、ダイニングおよびラウンジ家具が備え付けられたロフトタイプのプライベートダイニングルームと、14階と16階にそれぞれ8つのテラス(スカイラウンジ)です。



さらに、エネルギーを生み出す屋外フィットネス機器、節水を促進する低流量器具、省エネに役立つ廊下と駐車場の占有センサー、LED照明、雨水利用システム、独自の資材回収施設など、さまざまなグリーンとサステナビリティの要素が盛り込まれています。



メガワールドは、2028年にポジターノ・マクタンを完成させる予定です。



(出所:Manila Bulletin

(画像:UnsplashのKen Suarezが撮影した写真)