2020/08/18
[フィリピン] メトロマニラ&4州は8月19日から一段階緩和されたGCQへ
メトロマニラは、2週間の厳しいロックダウンを終え、2020年8月19日から31日まで、一段階緩和された一般的なコミュニティ隔離措置(GCQ)へと戻ります。
2020年8月17日夜に放送された演説の中で、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、メトロマニラに加えて、ラグーナ、カヴィテ、リザール、ブラカンの4つの州について、GCQを実施すると発表しました。
そのほかにGCQが実施されるのは、ルソン地域のヌエバ・エシハ州、バタンガス州、ケソン州、ビサヤ地域のイロイロ市、セブ市、ラプラプ市、マンダウエ市、タリサイ市、ミングラニラ町、コンソラシオン町です。
フィリピンの残りの地域では、最も緩和された「修正を加えた一般的なコミュニティ隔離措置(MGCQ)」が実施されます。
メトロマニラは7月からGCQとなっていましたが、コロナウィルズ感染者数の増加から、「修正を加えたコミュニティ隔離措置(MECQ)」に逆戻りしていました。
メトロマニラと周辺各州におけるMECQは、パンデミックとの戦いにしばしの休息を与え、医療システムの崩壊を防ぐために医療関係者から要請を受けて実施されたものでした。
8月17日時点で、フィリピンの感染者数は合計164,474人、回復者数は112,759人、死者は2,681人となっています。
その半数以上の91,934人がメトロマニラで、国内の感染の中心地となっています。
(出所:Inquirer Net)
(トップ画像:OJ Serrano on Unsplash )
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